ビジネスにベストタイミング

ローン金利が1桁に落ちたので、次の2年間は投資するには最高のタイミングとなる。金利はしばらくの間、このレベルにとどまると考えている。我々はこれを最大限に活用しなければならない。ムヒト財務大臣は2016-17会計年度の予算を議論する中で述べた。

イベントはバングラデシュ商工会議所連盟と民間放送局NTVが共同開催し、ショナルガオンホテルで行われた。

貿易と投資を後押しする低コストローン、高品質電力の連続供給、主要なインフラプロジェクトの迅速な実施、交通の改善、ビジネスに好都合な税や付加価値税(VAT)率を実業家が求めた後、ムヒト氏が発言した。

銀行が非常に大量の資金を持ち、利用できる状態であるにもかかわらず、民間投資が低迷したままであることでムヒト氏はそのような述べたとみられる。

ムヒト氏は6月2日の議会で、当会計年度に比べて15%高い3.4兆Tk(約4.75兆円)の予算案を提示する予定だ。

政府は衣料品産業を最優先し続けるだろう。加えて投資を促進するため、皮革や靴、プラスチック、医薬品、造船、ICT、家具産業に奨励金が与えられる。政府はその財政措置を予算に入れることで、経済界と貧しい農民の利益を考慮しなければならない。政府は野心的な目標を設定する必要がある。
現在進行中の8つのメガプロジェクトには個別の予算を提示する。また4つのメガプロジェクトが現政権の任期中に追加されるとムヒト大臣はいう。

現在進行中の大規模プロジェクトは民間投資を刺激するだろう。効率を高め、慎重にそしてタイミングよく資金を活用できるよう公的機関の能力を高めながら、歳入の獲得を促進する必要性がある。ムスタフィズール(Mustafizur) ラーマン政策対話センター事務局長は強調する。

経済成長だけが目的となるべきではない。次の予算はより多くの雇用を生み出すことに焦点を当てるべきである。バングラデシュ衣料品製造・輸出業者組合のムハンマド シディクール(Siddiqur)ラーマン組合長はいう。

The Daily Star May 22 2016
http://www.thedailystar.net/business/best-time-business-muhith-1227808