ハシナ首相はバングラデシュがソブリン債を発行しようとしていることに触れ、日本からバングラデシュへ投資がしやすくなったと話した。
また日本企業からの集約的包括エネルギー接続や公益事業の供給、税金引き当て緩和などの要請に対し、バングラデシュで操業している日本人や日本の工場に対して可能な限り安全性を保障するよう政府に指示していると付け加えた。
日本社会は"ロボット工学的な進化"に向かっているが、バングラデシュ経済は"想像力豊かなソフトウェア"や"共有やクラウドを用いたデータ処理"といった、コンピュータの全体的な構造進化に繋がる分野で密な協力をすることになるだろうとハシナ首相はいう。さらにバングラデシュの医薬品産業や造船業は未開拓の分野であり、多彩な商機を提供することで日本の企業家を惹きつけるだろうと話した。
「バングラデシュのSME部門にも目を向けてください。バングラデシュの軽産業製品は日本の重工業製品やそれに付随する製品の糧となるはずです。インドやその近隣の市場において、皆さんの地位を確立する助けとなります」
ハシナ首相はバングラデシュが新製品の可能性を開拓するため、100ヶ所の経済特区と数ヶ所のITパークの設置を計画していることを説明した。
「計画のうち33件は現在進行中です。今後4年間でバングラデシュの工業生産人口は1千万人増加すると見込んでいます」
「私たちにとって日本は"合格した仲間"です。バングラデシュは日本の投資家の労働倫理を高く評価しています」
ハシナ首相は安倍首相と再生戦略やインフラ協定について会談を行ったという。
官民共同の経済協議により相互理解が促進されたとともに、外国の民間投資家のため、政府は行政手続きの更なる簡略化に向けて取り組みたいとハシナ首相は話した。
Prothom Alo May 29 2016
http://en.prothom-alo.com/corporate/news/106201/PM-promises-Japanese-investors-highest-security
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