助産師を確保することで農村部では大幅に母子の死亡率を低下させることができる。そのため政府と民間は協力して、多くの助産師を養成してきた。昨日、専門家が円卓会議で話した。
2012年から政府とブラック大学は助産師プログラムを始め、これまでに661名がバングラデシュ看護助産審議会(BNMC)を卒業した。このうちブラック大学単独で、163人を有資格助産師に育成した。
ブラック大学と英国援助団体(UKaid)、デイリースターが共同で、「バングラデシュの助産師専門職に向けて - 複雑な世界への体系的アプローチ」と名付けた円卓会議を開催した。
ブラック大学助産看護学科暫定学科長ジャヒール ウディン アーメド博士は、「バングラデシュの助産師育成」という基調講演を行った。
アーメド博士は助産師プログラムの主な目的は、遠隔地域で奉仕する、有能で思いやりのある助産師幹部を育てることだという。
これまでのところ助産師資格を取ったものは少ない一方、国は2万人以上の助産師を必要としている。このような状況を克服するため、政府と民間部門の双方が協力し、より多くの助産師を育成する手立てを講じる必要があるとアーメド博士。
エンジェンダーヘルス(EngenderHealth)のカントリーディレクターであるアブジャミル ファイセル博士は、ブラック大学の取り組みを高く評価しながら、農村部での助産看護学科の保持、教員の育成、質の高い教育を持続することが主要な課題だという。
家族計画総局(DGFP)母子保健サービス部のモハマド シャリフ部長は、DGFPの4800名の家族福祉訪問員に1年間の研修を提供することを提案した。
バングラデシュ助産協会のハリマ アクター(Akhter)会長は、助産師に分娩道具一式を提供するよう政府に求めた。
The Daily Star May 29 2016
http://www.thedailystar.net/city/govt-brac-university-join-hands-train-midwives-1231033
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