青唐辛子価格2倍に

青唐辛子価格2倍に
聖なるラマダン月を控えた昨日、ラルモニルハット(Lalmonirhat)の市場で緑唐辛子の価格が2倍となった。1キロ価格は土曜日まで30タカ(約41円)~32タカ(約44円)だったが、今では60タカ(約82円)から65タカ(約89円)となっている。生産者と取引業者の両者が、供給不足を理由に値上げした。

野菜の小売業者ヌール イスラム ベパリさん(52)は、高い価格で緑唐辛子を購入しているので、高い価格を付けざるをえないのだという。土曜日は市場にたくさんの緑唐辛子の供給があったが、今日(日曜日)は減少したとベパリさん。

ラマダン中、緑唐辛子の供給が減れば、もちろん価格は上昇するだろう。野菜取引業者のシャムスル イスラムさんはいう。

アディトマリ(Aditmari)郡のバラ カムラバリ村の唐辛子農家のシラジュル イスラムさん(48)は、1ヶ月前、雹を伴う嵐によって緑唐辛子が被害を受けたから生産量は少ないのだという。仲買人には昨日の朝から、40タカ(約54円)~42タカ(約57円)で緑唐辛子を売っている。

去年、1ビガの土地から20モーンドの緑唐辛子を収穫したが、今年は雹と嵐にあってわずか11モーンドしか取れなかった。同じ村の唐辛子農家タラニ カナタ バーモンさん(55)は言う。

ファリマリ村の唐辛子農家ヤシン アリさん(62)は、多くの農家は今、畑から唐辛子を収穫していないという。棚ぼた利益を得るため、需要の大きいラマダン中に唐辛子を収穫し、追加利益を得るつもりだと。

ラルモニルハット農業普及局(DAE)の担当者は、県内5郡の3000エーカーで唐辛子が栽培された。とりわけバラ カムラバリ、ファリマリ、ハジゴンジ、ベラバリ、チャンドンパット、モゴルハット、カルナプール、ソナハット、チャンドラプール、カムラバリ、パラシ、カキナ、チャパルハット村は緑唐辛子産地としてよく知られていると話した。

The Daily Star June 6 2016
http://www.thedailystar.net/country/green-chilli-price-doubles-lalmonirhat-markets-1234867