月曜日、英国へ輸出するため、チャパイ・ナワブガンジ(Chapainawabganj)県産のマンゴーがダッカに運ばれた。
3トンのマンゴーは、ダッカにある農産物輸出業者3社(モリソン・エンタープライズ、ジナ・エンタープライズ、ショナルガオ・インターナショナル)によって運ばれた。
荷造りされたマンゴーはチャパイ・ナワブガンジの希望だ。多くの住民の家計はマンゴー栽培に依存している。
農業職員や学者らは、今年英国へ輸出するマンゴーは少なくとも2千トンと予想する。
昨年、英国へのマンゴー輸出量は4トンだった。
地域園芸研究所上級技術役員のショルフディン教授は、チャパイ・ナワブガンジのマンゴーが英国へ輸出されることを喜ぶ。教授によると、研究員たちは輸出業者を全面的に支援するという。
果実の袋かけ栽培の登場で、農家は環境に優しい栽培技術を使えるようになった。これによりマンゴー輸出に新たな可能性が開かれた。
袋かけ栽培はマンゴーを害虫から守るとともに、品質の向上に繋がった。袋かけはシーズンを通し、農薬散布の効果的な代替案だ。
2014年、地域園芸研究所の農園で初めて袋かけ栽培が導入され、その効力が判明したことで、農家の間で広まった。
適切に用いることで有害な殺虫剤や防カビ剤、農薬の使用を劇的に減らすことができる。ショルフディン教授はいう。
県内のマンゴー農園では250万枚以上の袋が使われる。農業職員や学者によると、マンゴーには約350品種が開発されてきた長い歴史があり、この地域の最も重要な農産物だという。
毎年栽培から収穫、包装に至るまで、たくさんの人がマンゴー関係の仕事に従事する。
農業普及局によると、県内には2万4470ヘクタールに190万本のマンゴーが植えられているという。今年のマンゴー収穫量は25万トン以上見込まれている。
The Daily Star June 08 2016
http://www.thedailystar.net/backpage/himsagor-mangoes-now-going-uk-1235998
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