5月の輸出収入が伸び、今会計年度の目標値、335億ドルへ手が届くところまできた。
輸出促進局のデータによると、5月の輸出は前年比6.69％増、30.3億ドルだった。
5月の輸出収入を加えると、2015-16会計年度11ヶ月間の収益は306.7億ドルとなった。政府は6月に28.3億ドルという現実的な目標を設定した。通年で335億ドルとなれば、バングラデシュの最高記録となる。
国の輸出収入の80％を占める先月の衣料品は前年比9.35％増の24.5億ドルで、5月の輸出収入を引っ張った。
バングラデシュの衣料品輸出は二つの理由で上向いている。中国から大量に移されている仕事の受注、それと付加価値商品の生産だ。衣料品製造輸出業者組合のラーマン組合長はいう。
国際的な小売業者は、最大の衣料品輸出国中国の生産コスト高が原因で、バングラデシュに仕事を回すようになった。
基礎衣料品価格は過去15年間で40％減少したので、バングラデシュの衣料品メーカーは付加価値商品を生産している。その結果、衣料品輸出の収益は増加しているとラーマン組合長。
アパレル製品とは別に革や皮革製品輸出は、7月-5月期、前年比0.69％増の10.2億ドルになった。これらの輸出収入は3年連続で10億ドルを突破した。
ジュートやジュート製品は7月-5月期前年比3.59％増の8.2277億ドルだった。
テリー織タオルの輸出は16.07％増の4421万ドル、帽子類は126.38％増の1.3119億ドル、工業製品は16.25％増の4.8434億ドルだった。
家具輸出は18.76％増の4336万ドル、医薬品は11.0％増の7440万ドルだった。
前会計年度(2014年7月から2015年6月)、バングラデシュは輸出で312億ドルの利益を上げた。
The Daily Star June 9 2016
http://www.thedailystar.net/business/exports-course-record-1236559
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