ヨーロッパ委員会は、1億7400万タカ(200万ユーロ:2億3022万円)を熱帯暴風雨"ロアヌ"の被害者に対する人道支援として提供した。
「EUの支援は熱帯暴風雨"ロアヌ"により家や財産、生計を失ったバングラデシュ人に対する我々の献身です」
クリストス・スティリアニデスEU人道支援・災害対策局長が声明を出した。
スティリアニデス氏はさらにいう。
「被害の大きい人々への救命人道支援が可能となり、可能な限り早期の生計回復の助けになるでしょう」
声明によるとこの援助は、欧州委員会人道支援・市民保護総局(ECHO)を通じて提供し、シェルターの提供や浄水、衛生、食料、食料以外の救援物資、生活支援といった危急の需要に応じた緊急支援プログラムの実施を可能とするという。
5月中旬、強力な熱帯暴風雨"ロアヌ"はバングラデシュ南部を直撃し、進路沿いの18県、約130万人に損害を与えた。
災害対策省によると、約2万4千件の家屋が倒壊し、被害の大きいボルグナ(Barguna)、ボラ(Bhola)、チッタゴン(Chittagong)、コックスバザール(Cox Bazzar)、ラクシュミプール(Lakshmipur)、ノアカリ(Noakhali)、ポトゥアカリ(Pathuakhali)7県では、21万5千人以上が退去することになったという。
Prothom Alo June 19 2016
http://en.prothom-alo.com/economy/news/108895/EU-donates-Tk-1.7b-to-Roanu-victims
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