Dマネー バングラデシュは僻地在住で銀行口座を持てない、特に女性を対象にした携帯電話による少額金融サービスを、国内で初めて立ち上げた。
クリーンエネルギー技術会社のウディパン・エネルギー社と提携して、サービスを行う。
「Dマネーは恵まれない人々の状況を変化させる触媒となるでしょう」
取締役会メンバーのソニア バシル カビル氏はいう。
Dマネー社は500万ドル(5億2300万円)を工面し、間もなく操業を開始する。ソニア氏はマイクロソフトバングラデシュの専務取締役を兼ねる。
Dマネー社はチームを拡大し、国内市場で広告活動を行うという。この開発システムは、ウディパン社の恩恵を受ける人々にサービスを提供するとともに、口座を持てない人々や十分に利用できない人々へ貸付け、回収を助ける。
受益者らは持っている携帯電話を使い、Dマネー社のシステムを通じ、金融サービスにアクセスが可能になる。
ソニア氏はバングラデシュ統治委員会の国連後発発展途上国向け技術銀行代表者に任命された。
「これから始まる同様の試みの嚆矢となることを嬉しく思います」
Dマネーのアレフ R バシル最高経営責任者兼取締役はいう。
アレフ氏とソニア氏は2006年にシンテックを設立し、近年Dマネーとして生まれ変わった。
Dマネー社は顧客の電子証明や電子取引、その他の非中核金融活動一式を提供する。スマートフォンを持たない受益者や"M-ウォレット"に接続できない受益者に、近距離無線通信(NFC)チップとカードを提供し、店舗によらないバンキングへの移行も進めていくという。
Dマネー社と共に、バングラデシュの恵まれない人々に電子金融サービスを提供することができて嬉しく思う。
ウディパン社のエムラヌル ホック チョウドリー議長は話す。
The Daily Star June 20 2016
http://www.thedailystar.net/business/d-money-aims-serve-unbanked-women-remote-areas-1242367
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