チケットクライシス(前)

チケットクライシス(前)
アシュラフル アラムさんはディナジプール(Dinajpur)行きのチケットを買うため、朝8時からSRポリボホン(Paribahan)のゴブトリ(Gabtoli)カウンターに並んでいた。7月4日出発の前売券を2枚買おうと思ったのだ。

だが6時間も待ったにもかかわらず、彼は希望のチケットを買うことができなかった。

「午後2時頃に順番が回ってきたとき、カウンタースタッフは7月4日と5日のチケットは売り切れたと私に言いました」
ダッカ大の学生であるアラムさんは、デイリースターにそう話してくれた。

評判の良いバス会社の7月4日、5日分のチケットは発売開始数時間で完売してしまったので、多くの人がアラムさんと同じ経験をしたようだ。

ホニフ ポリボホン、シュヨモリ(Shyamoli)ポリボホン、SR ポリボホンなどほとんどの大手バス会社は、イードの行楽客用に前売券の販売を開始した。

多くの人々が断食をしているにも関わらず、敢然と猛暑に立ち向かい、前売券を買うため、朝早くからバスカウンターに群がった。

6月30日、7月4日、5日の3日間の前売券は人気があるので、多くの人は入手することができないとバス運転手はいう。

だが多くの乗客は要人や他の有力者のため、バス運転手はチケットを取り置きしていると主張する。だからバス運転手はチケットは完売したと言うのだと。

シュヨモリ ポリボホンでダッカからディナジプールに行くには、普通であれば600タカ(約795円)だ。だが彼らは今、650タカ(約862円)を請求する。民間組織で働くファズルル カリムさんは憤る。

The Daily Star June 21 2016
http://www.thedailystar.net/backpage/bus-tickets-eid-trips-vanish-few-hours-1242979