ラマダンが始まってからというもの、打ち抜きや擦り付け、縫い合わせを行う機械の音が日に日に大きくなる。今は労働者たちにとって一年で一番忙しい時期だ。
これは"ガバメント・ニュー・マーケット"の3階に店を構える有名なブティック市場、ボノロトスーパーマーケットで今起きている話だ。
ラマダンが6月7日に始まって以来、この店では型染めや手染め、刺繍作業が活発になった。来月初旬のイスラム最大の祭典、"イード アル フィトル"に向け、店への注文が日に日に増しているからだ。とりわけ卸業者やオンラインショップからの注文が多い。
型染め服の注文は既に先月の倍に達した。イードが近くなれば注文はさらに増えるだろう。経営者たちは予測する。
しかし労働者や経営者たちは既にすさまじく忙しい毎日を送っている。
おしゃれ好きの人たちがイードを祝おうと準備を始めることで、都市部のショッピングセンターやブティックの売り上げは勢いを増す。
Frantic work going on in the factory/shops of the Banalata Super Market, popularly known as the boutique market, on the third floor of the Government New Market in Dhaka. Block prints, hand paints and embroidery on dresses are being made as per customers’ instructions. Ramadan is the busiest time of the year for these shops/factories. Photo: Anisur Rahman
卸業者だけではない。女性や服飾デザイナー(多くはオンラインビジネスを行っている)からサルワールカミズ、サリー、パンジャビ、さらにベッドカバーや枕カバー、カーテンといった寝室用品の注文まである。
このブティック市場では60以上の店舗が営業しており、バティック(ろうけつ染め)や絞り染め、型染め、機械刺繍、手染め、ブラシ染め、スパンコールやビーズ付けなどを行っている。
型染めの場合サリーは通常150~200タカ(198~264円)、サルワールカミズは120~180タカ(158~238円)だ。手染めになるとサリーは最高400タカ(259円)、サルワールカミズは250タカ(330円)、スプレー染めも同様の値段になる。
The Daily Star June 22 2016
http://www.thedailystar.net/backpage/boutiques-buzing-eid-1243516
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