女性と子どもを守るアプリ

女性・児童問題省は女性や子どもを暴力と虐待から守るアプリ"ジョイ"の開発を計画している。

危険を感じたユーザーがアプリのボタンを押すと、即座に警察や関係者にSMS(ショートメッセージサービス)が送信される。

"ジョイ"は位置情報を記録し、本体前後のカメラで継続的な写真撮影を行う。インターネットに接続していれば、これらを警察のサーバーへ送信する。

メヘル アプロズ チュムキ女性・児童問題担当国務大臣は昨日、ダッカの女性問題局で行われた記者会見でこの計画を発表した。

ナシマ ベグム大臣補佐によると、6月最終週にトンギ(Tongi)、ケラニゴンジ(Keraniganj)、ジェソール(Jessore)で"ジョイ"の試験運用が行われるという。成果や課題の分析を行った後、8月8日に正式運用を開始する。

"ジョイ"は無料でインターネット接続できるようにするつもりだ。ベグム大臣補佐はいう。

女性・児童問題省で、女性への暴力に関する部門横断プログラムを指揮するアブル ホサイン教授によると、カルワンバザール(KarwanBazar)とカマラプール(Kamalapur)では、ストリートチルドレン467人に住み場所と1日3回の食事を提供しているという。

また2015-16会計年度には、64県5882人の女性の就職を目的としたコンピュータ操作の研修を行った。さらに24時間営業の女性・子ども向けヘルプセンターやジョイータ基金(女性の小規模起業家向け組織)、衣料品従事者の女性寄宿舎、子ども向けのデイケアセンター44件、キショル・キショリ・クラブ(10代少女向けの啓発プラットフォーム)の設立を行った。

このプロジェクトは間もなく国内全域で始まる。

The Daiy Star June 22 2016
http://www.thedailystar.net/city/mobile-app-women-childrens-safety-offing-1243507