今年のイード流行色(前)

今年のイード流行色(前)
イードが近づき、タンガイル(Tangail)のサリーを作る職工はフル稼働にしている。今シーズンの流行は深く鮮やかな色で、チュムキ(chumki)やアップリケ、刺繍として取り入れられる。サリーの装飾的な縁のアンチャル(anchal)や境界に沿って、黄金の糸ジョリ(jori)のよる刺繍や、アルポナ(alpona)モチーフで装飾された綿やハーフシルクのサリーは需要がある。ブラックプリントも復活している。

「自分用だけではなく、娘たちと義理の娘たちにもイードごとにタンガイルのサリー買います。様々な品質や価格帯の伝統製品が私を魅了するのです」
タンガイルの教師アシュラフンネサ(Ashrafunnessa)カーンさんはいう。

赤、マゼンタ、灰色、黒、樺色、オレンジ、紫、水色、サフラン、緑が、今年のサリーに華々しく登場した。

「女性購入者の心を掴むため、1.6万タカ(約2.1万円)~3万タカ(約3.9万円)へ価格が上昇しているジャムダニ(jamdani)やシルクのサリーを扱っています」
デルデュアル(Delduar)郡パスレイル(Pathrail)にあるジャジェスウォー アンド カンパニー(Jageswar&Co)社の販売員プロディップ(Prodip)サルカールさんはいう。
「私たちは高い需要がある綿のサリーも、1600タカ(約2087円)~2500タカ(約3261円)で販売しています」

タンガイルの織工は近隣郡内のいくつかの村に生活基盤があり、価格の安い400タカ(約522円)から4万タカ(約5.2万円)の高級サリーまで作る。彼らはサリー作ることですべての生活費を賄っている。
A weaver is busy weaving a sari. Photo: Mirza Shakil

A weaver is busy weaving a sari. Photo: Mirza Shakil

The Daily Star June 25 2016
http://www.thedailystar.net/backpage/bold-colours-the-trend-eid-1245259