プロジェクトは、高架20キロを建設する4つの契約を含めた8つの個別契約で実施する。16駅はウッタラノース、パラビ、ミルプール(Mirpur)、カジパラ(Kazipara)、シューラパラ(Shewrapara)、アガルガオン、ロケヤシャラニ(Rokeya Sharani)、ビジョイシャラニ(Bijoy Sharani)、ファームゲート、カルワンバザール(Karwan Bazar)、シャーバグ(Shahbagh)、ダッカ大学、バングラデシュ・セクレタリアト(Bangladesh Secretariat)、モティジールとなる。
プロジェクトは政府所有のダッカ大量輸送会社によって実施され、ダッカ交通調整局が監修する。
日本工営がリーダーを務める。日本工営インドやデリー地下鉄会社、モット・マクドナルド・インド、モット・マクドナルド・UK、開発設計コンサルタント・バングラデシュなどのコンサルタント組合は、2013年に常任コンサルタントとして任命された。組合はプロジェクトの設計や建設の監修、調達支援やマネージメントを行う。
総費用の見積もりは2198億5070万タカ(2870億円)で、日本政府はJICAを通し、1659億4590万タカ(2166億円)を低金利の借款で提供した。バングラデシュ政府は残りの539億480万タカ(704億円)を提供する。
一方で道路交通・高速道路局は"広域ダッカ・持続可能都市交通プロジェクト(BRT、ガジプール空港)"を2018年までに実施する。費用の見積もりは203億9850万タカ(266億円)だ。
路線には25駅と6ヶ所の高架、ウッタラ~トンギ(Tongi)間4.5キロの高架BRT路線、16キロの地上路線が設けられる。
さらに全長18メートルの連結バスが路線を走る。バス料金の徴収は電子カードシステムが使われる。
The Daily Star June 27 2016
http://www.thedailystar.net/frontpage/pm-opens-work-metro-brt-1246204
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