「土着技術ではなく近代的技術を用いることによって受けられる恩恵を、現地の経験や知識を通して農家と共有しています」
ミルプール郡農業職員のラメシュ チャンドラ ゴシュさんはいう。
これらの経験は各参加者の家庭でも共有されることになる。
「家庭菜園で良質な有機野菜や果物を栽培するため、女性は特別授業が受けられます」
とゴシュさん。
学校を卒業した農家には政府から証明書と1500タカ(1943円)が配られるという。
「このお金は学校を卒業した農家が、学校で学んだ知識を用いて作物を栽培するときの補助となります」
クシュティア県AEDのキンコール チャンドラ ダス副局長はいう。
学校で授業を担当するファシリテーターのモニルル イスラムさんによると、新しい農業技術に関する知識は、参加者たちの技術向上に役立つという。
「農家は近代的な知識を用いることで、どの場所で、どの作物を栽培するか、どの技術を使うか、どのように生産性を上げるか、より良い結論を下すことができるのです」
同じくファシリテーターのサビナ ヤスミンさんはデイリースターに、家事に忙しい女性たちも家庭菜園に挑戦し、家族の収入を増やしていると話してくれた。
この先より多くの地元農家がこういった学習に興味を持ってくれたらいい。ヤスミンさんはそれを望んでいる。
The Daily Star June 28 2016
http://www.thedailystar.net/backpage/school-farmers-1246798
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