政府は明日、インフラや地域間接続、電力、エネルギー、環境といった6つのプロジェクトで日本と協定を調印する。
プロジェクトはジャムナ鉄道橋建設計画、国境道路網開発計画(バングラデシュ)、ダッカ大量高速輸送開発計画(第2次)、第2次マターバリ超大規模石炭火力発電所計画、エネルギー効率・保全促進財務計画、災害対策強化計画の6つだ。
バングラデシュ鉄道はジャムナ川に、ボンゴボンドゥ橋と並行する形で4.8キロの鉄道橋を建設する。この計画は現存するジャムナ多目的橋(ボンゴボンドゥ橋)の300メートル上流に専用の鉄道橋を設けることで、鉄道輸送の容量増加や安全性の改善を目指す。
国家経済会議実行委員会(ECNEC)は2016年4月26日、国境道路網開発計画(バングラデシュ)を承認した。この計画は国内や地域の輸送や物流を改善し、バングラデシュや南アジアの経済成長に貢献することが目的だ。
本日、シェイク ハシナ首相は、ダッカ(Dhaka)のボンゴボンドゥ国際会議センターで、大量高速輸送(MRT)開発計画の建設作業着工式を行った。
MRT計画はダッカ大量高速輸送開発会社の監修下で作業が進められる。この計画の実施には約2200億タカ(2871億円)の費用が見込まれている。このうち、JICAが1650億タカ(2153億円)を提供し、残りはバングラデシュ政府が調達する。
マターバリ超大規模石炭火力発電所計画は、チッタゴン(Chittagong)に石炭火力発電所や関連施設を建設することで、国内の安定した電力供給を実現する
エネルギー効率・保全促進財務計画はエネルギーの需要と供給のバランスを取り、気候変動の緩和に貢献することが目的だ。
Prothom Alo June 28 2016
http://en.prothom-alo.com/bangladesh/news/110077/Deals-with-Japan-on-6-major-projects-tomorrow
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