バングラデシュ商工会議所連盟(FBCCI)のアブドゥル マトラブ アーメド会長によると、隣接する4ヶ国の交易や経済発展を促進するため、ポンチョゴラ(Panchagarh)県で、バングラデシュ、ブータン、インド、ネパール(BBIN)による4ヶ国経済区が設立されることになった。
アーメド会長は昨日ダッカ(Dhaka)で開かれた記者会見で、ポンチョゴラ県はBBIN4ヶ国に近く、経済区の樹立に適した場所だと話した。
「他の3ヶ国にそれぞれの意見があるとは思いますが、ポンチョゴラが経済区にとってふさわしい場所なのです」
4ヶ国の実業家はBBIN経済区への投資を許可され、また4ヶ国の国民は区内の職業に就く資格を持つとアーメド会長はいう。
昨年バングラデシュ、ブータン、インド、ネパールが調印した合意では、サブ地域協定の下、人々の自由な移動が許可された。
BBINはブータンが議会で合意書に批准することで有効になる。他の3ヶ国は既に批准済みだ。
1947年以前、バングラデシュとポンチョゴラを筆頭とする北部県は現BBIN4ヶ国間のビジネス回廊だった。
「4ヶ国の発展のため、ビジネス回廊を再生させたいのです」
回廊の復活に伴い、農産品ビジネスや観光、その他の交易が盛り上がるだろう。ネパールは既に衣料品工場設置のための投資を、国内実業家に許可するよう約束したという。
ネパールは後発開発途上国であり、輸出について関税特権の恩恵を受ける。
「つまり衣料品経営者たちはネパールに支店を作れるのです」
アーメド会長はまたインド政府に対し、バングラデシュ国民へのビザ制限を撤回するよう訴えた。
The Daily Star June 28 2016
http://www.thedailystar.net/business/bbin-economic-zone-will-be-panchagarh-1246795
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