あなたにとって"理想の学校"とはどんなものだろうか。
この問いを小学生の大集団に投げかけると、彼らは自発的に答えてくれた。
ある児童はきれいで、整っていて、大きな遊び場のある学校だと答えた。またある児童は先生が愛と気配りをもって授業を行ってくれるところだと答えた。
児童の多くはもっと多くの遊び時間が欲しいと言った。授業時間が長いからだ。彼らは大きな図書館やマルチメディア室、適切に配置された座席、音楽やダンス、絵画の授業について話してくれた。
初等・成人教育省が企画した"良質な初等教育"会議には、64県すべてから250人を超える児童や教師、保護者、教育関係の役人が参加した。
開会式の演説では、冗長な授業時間や過密な座席、教師や図書施設不足が、児童の学習を妨げる大きな要因になるという意見が出た。
話者たちは教師と児童の人数比や授業時間の削減、課外授業の実施、学校でのインフラ確保の必要性を強調した。また英語や数学といった科目の教師をより多く配置し、都市部の貧困家庭の児童には奨学金を提供すべきだと話した。
"夢の学校と良質な教育"に関する全員参加の議論では、児童たちは授業時間の削減を明確に要求した。
「私たちの学校は午前9時に始まり、30分の昼食休憩を挟んで午後4時15分に終わります。遊ぶ時間が全然ありません。帰宅するころには疲れ果てているので、家では学習に集中できません。授業時間は午前9時から午後1時までにしてほしい」
ポンチョゴラ(Panchagarh)第2小学校5年生ニシャト ジャナトさんは言う。
「きれいで整っているのが理想の学校です。そしてもし分からないことがあれば、先生を怖がらずに堂々と質問できる環境がほしいです」
シレット(Sylhet)のある学校に通うマンシア ロイ オミーさんは言う。
The Daiy Star June 30 2016
http://www.thedailystar.net/frontpage/fun-love-care-make-dream-school-1247950
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