イスラム過激派から、南アジア史上最も最も恥知らずな攻撃に遭って命を落とした開発援助に関わる7人の労働者家族は、ショックを受けながらも最愛の人の遺体を引き取るための準備を始めた。
「私は、本当に苦しめられます」
金曜日、高級レストランで起きた20人が殺された人質事件の遺族、岡村誠さんの母親、岡村フミエさんが、ダッカに向かう政府専用機に乗り込む直前、ロイターに語った。
遺族が出発する前、岸田文雄外務大臣は家族に会い、政府が最大限のサポートをすると約束した。
建設コンサルティング会社アルメック社の従業員岡村誠さんは、日本政府の海外援助プロジェクトを担うJICA(国際協力事業団)によって進められている都市輸送プロジェクトに取り組んでいた。
「私の息子は、発展途上国を助けたかったです」
彼の母親は東京の東側にある自宅からロイターの電話取材に答えてくれた。
「息子は中学時代から、都市輸送工学の分野で働くのが夢でした」
「私は息子を溺愛する母親です。しかし私は彼が完璧な息子であったと誇りに思います」
2014年、安倍首相が世界の最貧国の1つであるバングラデシュを援助することを約束して以来、日本は国内のインフラプロジェクトに深く関わってきた。
「テロリストの行為は許しがたいものです」
安倍首相は金曜日の人質事件を話し合う国家安全保障会議会議の後、リポーターに話した。
イタリア人とアメリカ人も人質事件の犠牲者になった。
それはバングラデシュにいる海外在住者コミュニティへ打撃を与えた。彼らの多くは260億ドルの売り上げがある国内の多国籍衣料品産業で働いている。
岡村誠さんの上司、渡辺玉興さんは攻撃で銃弾を受けたが、救出された。他に20代から80代までの6人の日本人男女が殺害された。菅義偉官房長官がリポーターに話した。
片平＆エンジニアインターナショナルのエンジニア小笠原コウヨウさん、オリエンタルコンサルタンツ社の黒崎ノブヒロさんも犠牲者だと、国内メディアは報道した。政府は犠牲者の名前は明らかにしていない。
Prothom Alo July 03 2016
http://en.prothom-alo.com/bangladesh/news/110705/Japan-victims%E2%80%99-families-head-to-Dhaka
#バングラデシュ #ニュース #ダッカ人質事件
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