地元メディアの報道によると、AP通信はダッカ(Dhaka)のレストラン襲撃事件による犠牲者の国籍や身元、詳細を記したリストを公開した。バングラデシュ人犠牲者とエモリー大学の犠牲者は重複する可能性がある。
[死亡が確認されたイタリア人9名](イタリア外務省による)
ナディア・ベネデッティさん(52)。イギリス系企業のバングラデシュ支社長で、アデレ・ピュグリシさんの友人。
クラウディオ・カペッリさん(45)。モンツァ(Monza)近郊のヴェダーノ・アル・ランブロ(Vedano al Lambro)出身。
ヴィンセンツォ・ダレストロさん(46)。イタリア南部のアチェッラ(Accera)出身。
クラウディア・マリア・ダントナさん(56)。衣服・織物業に従事。夫のジアンニ・ボシェッティさんは電話をするためレストランの庭に出ていたため、襲撃で死亡しなかった。1980年代初頭、イタリア在住時代には災害難民支援のボランティアをしていた。
シモナ・モンティさん(33)。織物会社に勤務。リエティ地方出身。聖職者であるシモナさんの兄によると、シモナさんは妊娠5か月で、出産する男の子にはミケランジェロと名付け、健康診断のためもうすぐイタリアへ帰国する予定だったという。国営テレビの報道による。
アデレ・ピュグリシさん(54)。品質管理責任者。シチリア島(Sicily)のカタニア(Catania)出身。イタリアに戻る予定だった。
マリア・リヴォリさん(34)。イタリア北部のベルガモ(Bergamo)出身。3歳児の母親で、織物ビジネスでバングラデシュに来ていた。
クリスティアン・ロッシさん(47)。フェレット・ウンベルト(Feletto Umberto)のビジネスマネジャー。3歳の双子の女の子の父親。イタリアの織物企業でバイヤーとして働いていたが、その後ダッカ産の衣類などの輸入ビジネスを始める。国営テレビによると、クリスティアンさんは木曜日にイタリアへ戻る予定だったが、契約に調印するため出発が遅れていたという。
マルコ・トンダットさん(39)。およそ1年間バングラデシュで織物業に勤めており、間もなく帰国するところだった。
[死亡が確認された日本人7名](日本政府による)
男性5名、女性2名。日本政府のダッカ支援プロジェクトに関連する東京のコンサルティング会社に勤務。
小笠原公洋さん(56)。カタヒラ&エンジニアインターナショナル所属。環境汚染査定の専門家で、7月5日に帰国予定だった。
岡村誠さん(32)。アルメック所属。交通システムの専門家で、インドネシアやトルコでも活動していた。
酒井夕子さん(42)。アルメック所属。
下平瑠衣さん(27)。アルメック所属。
田中宏さん(80)。オリエンタルコンサルタンツグローバル所属。かつて日本国有鉄道(JNR)で調査技術者を務めていた。交通渋滞の調査でダッカに派遣されていた。
黒崎信博さん(48)。オリエンタルコンサルタンツグローバル所属。
橋本秀樹さん(65)。オリエンタルコンサルタンツグローバル所属。
[死亡が確認されたインド人1名](インド政府による)
タルシ・ジャインさん(19)。カリフォルニア大学バークレー校の学生。バングラデシュにいる父親を訪ねていた。
[バングラデシュ人3名]死亡が確認されたが、身元は判明していない。
バングラデシュ警察によると、さらに警察官2名が銃撃で負傷したのち病院で死亡したという。
死亡が確認されたが、国籍が判明していない2名(エモリー大学による)
アビンタ・カビルさん。エモリー大学の2年生。マイアミ出身。
ファラーズ・ホサインさん。エモリー大学の学生。ダッカ出身。
Prothom Alo July 03 2016
http://en.prothom-alo.com/bangladesh/news/110693/Identities-of-Dhaka-cafe-attack-victims
#バングラデシュ #ニュース #ダッカ人質事件
関連