JICA、安全強化望む

個々人の更なる安全確保を強調しつつ、バングラデシュの発展に貢献する"堅固な専心"を継続する。
日本の国際協力機構(JICA)は声明を出した。

「JICAは関連職員の安全を継続的に最優先事項とし、現地での状況評価を徹底的に行います」
水曜日、JICAの北岡伸一理事長は話した。

死亡や負傷し人たちはバングラデシュの調査に参加していただけではなく、JICAと共に途上国の成長にも貢献しており、今後もそれが続くことになっていたと北岡理事長。

「大切な仲間が殺され、あるいは傷つけられたことは私たちにとって大きな悲しみです」

昨年10月、バングラデシュ北西部で日本人が殺害されたことで安全確保を高め、JICA関連職員全員に注意を呼び掛けてきたと理事長はいう。

「そしてJICAではまさに最近、特にラマダン中や直後について、注意するよう再度職員に呼び掛けていました。それにもかかわらずこのような結果になったことは非常に遺憾です」
北岡理事長はいう。

7月1日に起きたテロリスト襲撃事件で7人の日本人が殺害され、1人が負傷したことは非常に残念なことだと北岡理事長。この8人はJICA調査作業のコンサルタントだった。交通量が急増しているダッカ(Dhaka)の交通事情を改善するため、インフラ計画の事前調査に参加していた。

「あの方々はバングラデシュの発展のため熱心に取り組んでいましたが、残念なことに事件に巻き込まれてしまいました。テロ行為を行った犯人たちへの怒りは抑えきれません」

北岡理事長は犠牲となった人たちが安らかに眠れるよう心から祈るとともに、彼らの大切な人たちに弔意を表した。
「負傷した方々の一刻も早い回復もお祈りいたします。JICAの代表として、家族全員に出来る限りの支援を行っていきたいと思います」

Prothom Alo July 06 2016
http://en.prothom-alo.com/bangladesh/news/111025/JICA-president-wants-addl-security-in-Bangladesh

翻訳:ハセガワ

#バングラデシュ #ニュース #ダッカ人質事件