静かなダッカ

静かなダッカ
9日間のイード休暇最終日の昨日、多くの市民はまだ職場へ戻っていないので、通常は人通りの多いダッカの通りには、ほとんど人の姿がなかった。

ファームゲート(Farmgate)、モハカリ(Mohakhali)、シャハバグ(Shahbagh)、ミルプール-10を含む他の交通量の多い交差点では、午前11時から午後2時の間、通過する車の数は数台だった。

ほとんどの店舗やビジネス中心地が閉まり、街の通りにあるいつものざわめきは存在しなかった。

歩道には数人の歩行者しかいなかった。いつもはすし詰めのバスも、すべての乗客が座ることができた。

だがその状況はミルプール-2にあるダッカ動物園やシャハバグにあるシシュ(Shishu)公園、シェル-エ-バングラ(Sher-e-Bangla)ナガル(Nagar)にあるクレセント湖などの様々な娯楽施設では全く逆だった。

政府や民間サービス業者、生徒、学生、衣料品産業労働者は今日、仕事はじめを迎える。

故郷に帰っていた市民がダッカにUターンを始めたので、市内のバス、電車、船舶ターミナルは込み合っていた。

カリアンプール(Kalyanpur)とモハカリのバスターミナルを午後に訪問した時、人々は微笑んでいた。この数日間、彼らは愛する人と共有した喜びを噛みしめていたのだろう。

様々な職場、特に政府の職場では本格的な業務の開始に一週間ほどかかるかもしれない。帰省先のクシュティア(Kushtia)で両親や親戚とイードアルフィトルを過ごしてダッカへ戻った、ジャナタ(Janata)銀行の役員カリム アル ハサン氏は記者に話してくれた。

イード休日中の唯一の勤務日である7月4日を祝日として認め、7月1日からの長期休暇に道を開いた政府のおかげで、今年は公務員、特に130万人の政府の職員は、過去最長9日間の休日を楽しんだ。

だが政府の職員は7月4日の埋め合わせとして、7月16日土曜日に出勤しなければならない。

ダッカに戻った市民の中には高い運賃ばかりでなく、集中豪雨で苦しんだ人もいる。

「イードの数日前、ダッカカフェでの最悪の攻撃を目にし、イード当日キショルガンジ(Kishoreganj)県ショラキア(Sholakia)の集会場で行われた身の毛もよだつ攻撃を目にしたので、今回のイードは私たち全員にとって違ったものでした。今後何が私たちを待ち構えているか分かりません」
イシュワルディ(Ishwardi)から戻った民間企業の修理工ファヒムル(Fahimul)ホクさんは、ファームゲートでデイリースター話した。

The Daily Star July 10 2016
http://www.thedailystar.net/frontpage/dhaka-still-shake-eid-holiday-mood-1251421
翻訳:アラトモ

#バングラデシュ #ニュース #イード・アル=フィトル