ダッカのカフェやキショルガンジ(Kishoreganj)県ショラキア(Sholakia)の過激派襲撃事件を受け、旅行者の安全を確保するセキュリティ対策が、すべての国内・国際空港で強化された。民間航空・観光大臣は話した。
「国の利益のため、厳重なセキュリティ対策がすべての空港で実施できるよう乗客に協力を求めます」
バングラデシュ民間航空局(Caab)高官と安全保障問題に関する会議の後、ラシェド カーン メノン民間航空大臣は記者団に話した。
大臣とCaab高官は、国内外38の航空路線を展開する3つの国際空港と、12の国内空港で政府がとった措置の詳細を話すことを拒否した。
ダッカのハズラト(Hazrat)シャージャラル国際空港職員は、空港敷地内に入る前や飛行機に搭乗する前、乗客は何重ものセキュリティチェックを通過しなければならないと話した。
メノン大臣は記者会見で、ホーリーアルチザンカフェで17人の外国人を含む24人の命を奪った致命的なテロ攻撃は、国に大惨事をもたらした。バングラデシュでテロを「国際化」しようとしていた人たちは、攻撃後、それを達成したと話した。
「過激派の国として世界中にアピールしようとしていた人たちは、ある程度成功した。全国民はそのような邪悪な計画に抵抗するため、団結しなければならない」
バングラデシュはリスクの高い国であるという懸念が本当であることが判明したと、テロ事件後に言い始めた国もあるとメノン大臣。
「適切なセキュリティ対策が取られなければ、バングラデシュを交戦状態の国と見なしたい人たちは成功を収めるだろう」
他の国からセキュリティ強化の圧力が強まることを認めながら、民間航空省は国際・国内空港でセキュリティ上の脅威に対する「ゼロ・トレランス」政策を採用したとメノン大臣はいう。
労働党党首(メノン大臣)は、Caabの176人の職員と、ビーマン(Biman)バングラデシュ航空の25人の職員は、英国企業レッドラインのセキュリティ関連研修を受けたと話した。
民間航空省はすべてのバングラデシュの高等弁務官と海外大使に、空港で外国要人に安全を保証するよう要請した。
「我々はバングラデシュの空港が安全であるというイメージを持っている。いかなる方法でもそのイメージを悪化させはしない」
メノン大臣はダッカからの貨物直行便を禁止したオーストラリア、イギリス、ドイツを非難しながら、それらの国々はセキュリティ上の理由からではなく、政治的な理由でその決定を下したと話した。
「我々は外交レベルの議論を通して、その問題を解決するだろう」
The Daily Star July 13 2016
http://www.thedailystar.net/frontpage/security-stepped-all-airports-1252840
翻訳:アラトモ
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