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聖なるラマダン月の終わり、私はメヘンディ(mehendi:ヘナ*)栽培を見に、シャバール(Savar)郡シャムラシ(Shamlashi)バクルダ(Bhakurda)ユニオンに足を向けた。
ヘナは伝統的な植物で、特に南アジアでは長期にわたってとても人気がある。女性はヘナを身につけることを好む。
栽培地の話しをしよう。私がヘナ栽培を見に行ったシャバールの農家は本当に賢い。皆さんご存知のようにシャバールはダッカにとても近く、ヘナ農家は迅速かつ大量にダッカへ供給する。だから農家は、常に需要について最新情報を持つ。
ヘナは結婚式のお色直しに大量に使われる。多くのイスラム教徒も顎ひげにヘナをつける。女性たちは髪にヘナをつけ、手に美しいデザインを施す。
さらに癌、黄疸、関節炎、胃のトラブル、皮膚病を治す偉大な薬用植物でもある。
以前はサトウキビを栽培していたシャバールの農家は、大きな需要があり、農家に多くの利益をもたらすヘナ栽培により熱心に取り組むようになった。最近ではシャバール全体にヘナ栽培が広がっている。
「一束いくらですか」
農家に尋ねた。
「一束5タカ(約6.8円)で販売してます」
当然のことながら、卸売業者はもう少し高く販売する。
「どんな作物を栽培したいですか」
別の農家に尋ねた。
「野菜...メヘンディ
その農家は答えた。
「野菜とメヘンディ、どちらがより儲かりますか」
再び尋ねた。
「間違いなくメヘンディです」
彼は力強く言った。
ヘナ栽培のシーズンは3月~4月だ。それでもヘナは多かれ少なかれ一年中需要がある。ヘナは砂壌土で栽培するのが最もよい。
尿素と堆肥、そして十分な水が与えられれば、ヘナは早く成長する。播種した最初の年は2~3フィート、2年目は4~5フィート、3年目には6~7フィートまで成長する。満足な状態まで成長したら、ヘナは2~3ヶ月ごとに刈り取られる。
「これらの土地で以前は何を栽培していましたか」
別の農家に尋ねた。
「サトウキビです。しかし、今はもう栽培していません。サトウキビは成長するのに多くの時間がかかるから」
その農家は答えた。
「ヘナは儲かりますか」
再び尋ねた。
「もちろん儲かるし、少ない手間で済みます。だから私はヘナ栽培へシフトしたのです」
その農家は答えた。
ヘナはダッカすべての小さな野菜市場で販売されている。またクリシ(Krishi)市場、レイヤーバザール(Rayerbazar)など、大きな市場でも販売されている。
ヘナの葉は主にシャバール郡の2、3ヶ村とケラニゴンジ(Keraniganj)郡プルボ アクチャイル(Purbo Akchail)、サルマチ(Salmachi)、コラティヤ(Kolatiya)、マニクナガル(Maniknagar)村からダッカへやってくる。これらの村では他の作物と同じように多くの地域で栽培され、日々栽培面積が広がっている。
天然ヘナの広がりは、とても有益で有望だ。多くの農家が徐々にヘナ栽培に取り組むようになっている。その上彼らはヘナ生産を商業的に儲かるものにした。
人工ヘナや輸入ヘナを買うことは、私たちのチャンスを台無しにする。私たちはヘナとともに前進し、将来性と展望を探りながら、どれだけうまく農家を支援することができるのか調査する必要がある。
遅ればせながら、イードの挨拶を親愛なる読者の皆さんに。
*紀元前5000年前から宗教的なペイティングや染毛料、薬や防腐剤として使われてきた。古代エジプトのクレオパトラがヘナで爪や髪を染めていたという話や、旧約聖書のなかにもヘナに関する記述が残されている。
The Daily Star July 15 2016
http://www.thedailystar.net/country/henna-shows-the-colour-life-1253866
翻訳:アラトモ
#バングラデシュ #ニュース #農業
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