GP第二四半期は横ばい

GP第二四半期は横ばい
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グラミンフォン(GP)の純利益は2016年第二四半期に前年比約1%下落し、50.9億タカ(約69.2億円)になった。下落原因は歳入庁(NBR)の請求を精算するための前金支払いと、自主退職制度費用だ。

国内最大の携帯電話事業者は4-6月期、349人の従業員に9.48億タカ(約12.89億円)の費用がかかる自主退職制度を提示した。

同じ期間に45億タカ(約61.2億円)という税の請求精算の一部として、4.5億タカ(約6.12億円)か、請求額の10%をNBRに支払った。
GPのディリップ・パル最高財務責任者(CFO)は話した。

「全体的に非常に満足のいく四半期であり、そして非常に良い上半期だった。積極的なマーケティングや改善されたネットワーク展開も良い結果をもたらした」
CFOは本社の記者会見で話した。

GPは第二四半期前年比6.6%増の280.012億タカ(約380.7億円)の総収益から、純利益を得た。

データ使用は第二四半期収益の12%、32億タカ(約43.5億円)の利益をもたらした。GPの声明によると、データ収益は前年比64.6%だった。

6月時点でGPは5730万の総接続数のうち、5260万のシム(SIM)を生体認証で照合した。このことも市場シェアの上昇に貢献した。
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第二四半期は横ばいだったが、2016年上半期は素晴らしかった。ラジーブ・セティ最高経営責任者(CEO)は話した。

1-6月期の総収益は前年比8.1%増の556.1億タカ(約756.1億円)だった。

データでは健全なユーザー加入と大量消費によって成長している。人口カバー率を90%にするため、1万の3Gサイトを展開した。CEOは話した。

使用時間が延びるよう後押しすることで、音声収益も増加している。

「これは私たちが行動を起こすとき、グラミンフォンが勢いを維持するのに役立ちます」
セティ氏は付け加えた。

さらなる3Gサイトの展開、2Gの受信地域拡張、そしてデータや音声の容量強化のため、GPはこの期間136億タカ(約184.9億円)を投資した。この投資ペースは次の6ヶ月も継続される。

株主への85%の中間配当金を宣言した。この唯一上場している携帯電話事業者(GP)第二四半期の1株当たり利益は、7.92タカ(10.77円)だった。

中間配当金は純利益の107%に相当し、このことはGPが配当金を支払うため、内部留保を使うことを示している。

伝統的にラマダン中の使用量は低下するが、今回、状況は違っていた。たいていの顧客はフェイスブックを使っているからだ。インターネットの利用パターンについてセティ氏は言及した。
「これはおそらく、インターネット上により多くの人々を呼び込むための1つのツールになり得る」

GP株は昨日、1株256タカ(348.1円)から261タカ(354.9円)間で取引され、258.2タカ(351.1円)で大引けとなった。

ダッカ証券取引所のデータによると、GP株の90%は出資者が保有し、5.53%が団体、1.81%が外国人投資家、残りの2.66%を一般投資家が保有している。

The Daily Star July 19 2016
http://www.thedailystar.net/business/telecom/gp-reports-flat-second-quarter-1255768
翻訳:アラトモ

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