少数民族の常設ステージ

少数民族の常設ステージ

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ラジシャヒ管区ナオガオン(Naogaon)県モハデブプール(Mohadevpur)郡の少数民族の人々が、伝統的な祭りを開催するための常設ステージを手にした。

「少数民族のためのステージは、北部の県で初めて建設された」
ジャティヤ(Jatiya)アディバシ(Adivashi)評議会のラビンドラント(Rabindranth)ソレン議長は話した。

モハデブプール郡ナトシャル(Natshal)村に建設されたステージは、シャンタル(Shantal)語で“素晴らしい日のステージ”を意味するバジェディン(Bhagedin)アクラ(Akhra)と呼ばれる。

少数民族グループとラビンドラント ソレン議長、ジョイナル(Joynal)アベディン顧問を含む郡のベンガル人入植者は、1996年に初めて伝統的なカラム(Karam)祭りを開催した。それ以来、カラム祭りなどの様々な伝統的プログラムの開催地として、その場所を使ってきた。

世界中の人々が毎年、バドラ(Bhadra)の満月の夜に祝われるカラム祭りに参加するため、ナオガオンの人里離れた村にやって来る。
モハデブプール郡のタズキール(Tazkir)ウッザマン行政官(UNO)は土曜日、来賓代表としてステージの落成式を行った。

ラビンドラント ソレン氏、バングラデシュ社会党のジョイナル アベディン ムクル県調査官、新たに選出されたユニオン評議会マーブブル(Mahbubur)ラーマン議長、ナオガオン政府カレッジのサフィクル(Shafiqul)イスラム・カーン教授、アタウル ホク シディクイ(Shiddiqui)教授、地元ジャーナリストのナビブ ウディン氏が話した。

彼らは新しく建設されたステージが祭りのプログラムに新たな特徴を加えるだろうと話し、少数民族のためにステージを建設するという取り組みに対して、郡行政官に感謝した。講演者たちは討論プログラムの終了時に、記念植樹を行った。

モハデブプールUNO事務所は特別基金を創設することで資金を集め、ステージ建設に50万タカ(約67万6千円)を費やしたという。

The Daily Star July 22 2016
http://www.thedailystar.net/country/naogaon-ethnic-people-get-permanent-stage-1257667
翻訳:アラトモ

#バングラデシュ #ニュース #少数民族