容疑者の不審行動

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2人の容疑者がホーリーアルチザンベーカリーに入り、外に出た後、5人にカフェ内に入るよう緑のライトで合図を送った。
捜査官が調査した監視カメラの映像で明らかになった。

捜査官は現場付近をふらつく不審な女性も発見した。女性はその後、ナルシンディ(Narsingdi)にて拘束された。

緊急行動隊(RAB)は7月19日、女性1人を含む4人の容疑者の写真をフェイスブックに投稿した。RAB職員によると、この4人は襲撃のあった時間帯に、ホーリーアルチザンベーカリーがあるグルシャン(Gulshan)79号通りを歩いている所が映像に記録されたという。

うち1人は黒いシャツと黒いズボンを着用し、襲撃前にこの場所へ車で来ていた。

4人の容疑者は道路をうろつき、携帯電話で話していた。女性容疑者は別の男性容疑者と会話をしている場面も目撃されている。

[取調べ]
ノースサウス大学のM ギアス ウディン アーサン教授と甥のアラム チョウドリーさん、バシュンダラ(Bashundhara)住宅区のアパート管理人マーブヌール ラーマン トゥヒンさんは、過激派と疑われる人物に身元を確認することなく部屋を貸したとして、6日間警察に拘束された。

別の容疑者に部屋を貸したとしてダッカのシューラパラ(Shewrapara)で逮捕された元教師のヌルル イスラムさんは、拘束4日目の木曜日に体調を崩し、中央監獄に移送された。

ミロン ホサインさんはシャフィクル イスラム容疑者を支援したとして日曜日に警察に逮捕され、6日間拘束された。シャフィクル容疑者は軍が行った突入作戦で死亡している。

ダッカ警視庁(DMP)のムハマド ユスフ アリ副総監補(メディア・広報担当)によると、ギアス教授はグルシャン襲撃事件への関与を否定しているという。

ギアス教授によると、彼の甥と管理人はアパートの保守管理を行い、居住者に連絡を取っていたという。

警察筋によると、ハスナット カリムさんとカナダ大学の学生ターミド ハシン カーンさんは襲撃者に解放された後、警察に拘束され取り調べを受けたという。だが彼らの逮捕容疑については何も言及しなかった。

取り調べ筋によると、法執行機関職員がハスナットさんやターミドさんと会話をしていたという。ハスナットさんにはいくつかの不法行為が確認され、ターミドさんは武器を携帯している所が目撃され、いまだ容疑者リストに入っている。

容疑者5人を含む6人の遺体はまだ近親者に引き渡されていない。

事件から21日、6人の遺体はいまだダッカ野営地にある合同軍事病院の遺体置き場に安置されている。

事件の捜査担当官によると、まだ家族から遺体引渡し申請がないという。家族が申請を行えば、引渡しが決定する。

死亡者は以下の通り。ミール サミー モバッシェル容疑者、ローアン イブン イムティアズ容疑者、ニブラス イスラム容疑者、カイルル イスラム パイエル容疑者、シャフィクル イスラム ウッザル容疑者、ホーリーアルチザンベーカリーのシェフで犯人の協力者とされるムド サイフル イスラム チョウキダール容疑者。

Prothom Alo July 24 2016
http://en.prothom-alo.com/bangladesh/news/113345/Attackers-enter-Holey-Artisan-after-green-signal

翻訳:ハセガワ

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