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日本のホンダの関連会社バングラデシュホンダ民間会社(Private Ltd)は、バングラデシュの経済特区で、オートバイ製造に6000万(62億8758万円)ドルを投資することに関心を示している。
同社は現在ガジプール(Gazipur)県スリープール(Sreepur)郡で工場を借り、国営企業バングラデシュ鉄鋼工学(Steel and Engineering)株式会社(BSEC)との合弁会社の下でバイクを製造する。工場は2013年、5.8億タカ(7億7595万円)を投資して設立された。
「バングラデシュホンダ民間会社のイシ・ユウイチロウ社長が私たちの事務所を訪ねてきたとき、ダッカ近くの経済特区(SEZ)に25エーカーの土地を求めた」
バングラデシュ経済特区庁(Beza)のパバン・チョウドリー会長は話す。Bezaは全国100のSEZの開発に取り組んできた。
チョウドリー氏によると、イシ氏は最初1500万ドル(15億7190万円)を、残りは段階的に投資すると話したという。
イシ氏はダッカに近いアブドゥル・モネム経済区と、メグナ経済区の2つの民間経済特区を訪れた。
オートバイ製造工場の建設用地を選ぶためイシ氏は、木曜日、ダッカのケラニガンジ(Keraniganj)SEZを訪問する予定だ。チョウドリー氏はいう。
「彼らが用地を決定すれば、私たちはできるだけ早く契約に署名する」
日本のオートバイ企業は2つの理由からバングラデシュへの投資に興味を持っている。1つは中産階級が増加して大きな売上が見込めること、1つは輸出に関税がかからないという理由だとチョウドリー氏。
Bezaはバングラデシュ政府の意向に従い、日本の投資家のため、独立した経済特区の開発に取り組んできた。
2014年9月、日本の安倍首相はバングラデシュを訪問中、日本の投資家用に独立したSEZを保証された。
「私たちはすでに日本の投資家用SEZのため、ナラヤンガンジ(Narayanganj)県アライハザール(Araihazar)で500エーカーの土地を選んだ。バングラデシュに対する日本の投資家数は他国に比べて多いので、徐々にそのエリアを拡大するだろう」
チョウドリー氏は話した。
BSECのイムティアズ ホサイン チョウドリー会長は、同社の市場はバングラデシュの顧客数の上昇によって増加しているので、バングラデシュホンダがSEZ内に別の製造工場を建設できれば、国にとって良いことだという。
「たとえバングラデシュホンダが私たちのもとを去ったとしても、2013年12月以来、合弁会社の下で作業してきているので問題はない」
イムティアズ会長は電話でデイリースターに話した。
合弁会社はBSECが30%の株式を所有し、ホンダが残りを所有する。合弁会社は2014-15会計年度に1万台、2015-16会計年度に1万5千台のオートバイを生産した。
だがモーター部品の輸入にかかる補足税などが上昇しているので価格がより高くなり、それが原因でオートバイの売り上げが毎年減少しているという。高い登録料も、価格上昇をもたらしている。
売上高は数年前の年27万5千台から、年15万台以下へと減少したとイムティアズ会長は話した。
The Daily Star July 26 2016
http://www.thedailystar.net/business/honda-may-invest-60m-motorcycle-plant-1259416
翻訳:アラトモ
#バングラデシュ #ニュース #ホンダ #経済特区
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