バシュンダラ、経済特区設立

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バシュンダラ(Bashundhara)グループは今日、ダッカ(Dhaka)のケラニガンジ(Keraniganj)で2つの経済特区を設立するため、バングラデシュ経済特区庁(Beza)から2つの事前資格審査許可証を受け取る。パバン チョウドリーBeza会長がダッカのプログラムで、バシュンダラグループに許可証を手渡す。

バシュンダラグループはダッカから約15キロのケラニガンジの56エーカーの土地にバシュンダラ経済特区、53.87エーカーの土地に東西経済特区を建設する。

その経済特区はセメント、液化天然ガス、石油化学製品のような重工業に適した場所で、4万4千人の雇用を生み出す。Beza職員はいう。許可証を受け取って1年以内にバシュンダラは、環境影響評価と実現可能性調査を実施し、基本計画を用意する必要がある。

事前資格審査が申し分なく終了すると、12年間の免税措置が与えられる完全な許可証を取得できる。

開発者のほかに起業家も、財政や金融面のインセンティブ、輸出加工区で通常得ることができるその他の恩恵が得られる。

経済特区に支店を設置することで、投資家は10年間の免税を受けられる。

また先進国や近隣諸国の重要な市場へのアクセス権や人口ボーナス、国内消費市場、そして最も重要な安い労働力も享受できる。

バシュンダラグループは1987年、不動産ベンチャーとして営業を開始した。今日、セメント、紙・パルプ、ティッシュペーパー、鉄鋼、缶詰LPガスの販売、貿易など、多くの分野を手掛ける。
8つの経済特区を設立するためBezaは、これまで国内7つの民間企業に許可証を与えた。AKカーン・アンド・カンパニー、アブドゥル・モネム株式会社、ベイグループ、アマングループ、マイシャ(Maisha)グループ、ユナイテッドグループにそれぞれ1通、そしてメグナグループに2通の許可証を与えた。

政府も公共事業で4つの経済特区を設立している。チッタゴン(Chittagong)のミルサライ(Mirsarai)経済特区、バゲルハット(Bagerhat)のモングラ(Mongla)経済特区、モウルビバザール(Moulvibazar)のスリハッタ(Srihatta)経済特区、そしてコックスバザール(Cox's Bazar)のサブラング(Sabrang)観光公園(Tourism Park)だ。
政府は1千万人の雇用を創出し、400億ドル相当の製品やサービスを生み出すことを目的に、2030年までに7万5千エーカーの土地に経済特区100ヶ所を開発する計画を立てている。

The Daily Star July 28 2016
http://www.thedailystar.net/business/bashundhara-build-two-economic-zones-1260385

翻訳:アラトモ

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