少数民族の母語を確保せよ

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チッタゴン丘陵委員会(CHTC)昨日、すべての少数民族の子どもたちが母語を学ぶ機会を持つため、政府が素早い対応をとるよう促した。

「2010年の教育政策は、先住民族の子どもたちは母語を学ぶべきであると述べたにも関わらず、2016年になってもまだその機会がやってこない」
世界先住民国際デーの昨日、CHTCが声明を出した。

「しかしチャクマ、マルマ、トリプラ、ガロ、オラオの子どもたちは来年から母語を学ぶことができることをありがたく思う」

「2011年の第15回憲法では、先住民族として彼らを認識するよりも、非ベンガル人の小さな少数民族グループや部族と呼ばれた」
CHTCの声明はさらに続く。
「彼らにベンガル人のアイデンティティを課すことで、彼ら自身のアイデンティティや権利が離れていってしまった」

「彼らの伝統や文化の維持に関して憲法23条で述べられているが、政治的、経済的、社会的、土地など基本的な権利の問題が見過ごされている」

委員会はまた、外国人がチッタゴン丘陵を訪問することを制限することや、少数民族と外国人、地元の個人、団体間の会談を、地元行政官や治安部隊に監視させる昨年の内務省の指示を酷評した。

またチッタゴン丘陵や先祖伝来の土地から人々を“繰り返し”立ち退かせることについて懸念を表明した。

The Daily Star Aug 09 2016
http://www.thedailystar.net/city/ensure-ethnic-children-learn-mother-tongues-1266709
翻訳:吉本
#バングラデシュ #ニュース #チッタゴン丘陵