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ロングプール管区ガイバンダ(Gaibandha)県サンダーゴンジ(Sundarganj)郡の人たちは、テースタ川流域のチャー（中州）地区に現れる強盗に対処するため、竹で作った2つの見張り台を設置した。
雨季の間、チャー地区で強盗事件は一般的だ。ほとんどのチャー地区は洪水に飲み込まれる。住民がエンジン付きボートで別の場所へ移動すると同時に、強盗の動きは活発化する。
洪水の影響を受けた人々は牛などの持ち物と一緒に、より高い場所や治水堤防に避難することを余儀なくされる。
強盗は洪水被災者を襲い、貴重品を略奪する。
見張り台が設置されるまでカパシア、スリープール、ハリプールユニオンの様々な場所で、少なくとも6件の強盗事件が起きた。
犯罪者たちは白昼堂々と罪を犯した。カパシアユニオンの住民たちはいう。
チャー住民の窮状を考え、ガイバンダ1区選出のモンジュルル イスラム リトン議員は動いた。カパシアとハリプールユニオンのチャー地区内に、それぞれ高さ30フィート(9メートル強)の見張り台を設置した地元住民に財政支援を行った。
地元住民の肉体労働のおかげで見張り台が設置できた。強盗の船が来ないか見張るため、少なくとも10人が同時に見張り台に立つことができる。もしそのようなボートが来るのを見つけたら、彼らは笛を吹いて警告音を出す。
「私たちはローテーションを組んで、一日中見張りを続けます。夜間は太陽光パネル電池を利用して、警戒にあたります」
強盗対策警備員の一人モクブル ホサインさんはいう。
見張り台を設置したあと、ここでは強盗事件は発生していない。ハリプール川の警備員ソメシュ アリさんは胸を張る。
見張り台は強盗に対する不安を和らげてくれると地元の人はいう。
モンジュルル イスラム議員は2つの見張り台を設置するため、試験救済（TR)プログラムからお金を支払った。
サンダーゴンジ(Sundarganj)郡プロジェクト実施担当者ヌルンナビ サーカー氏はいう。
永久見張り台はコストがかかる。もし永久見張り台が作られたら、チャー地区の強盗発生を減らすことができるだろう。
ハリプールユニオンのモズハルル イスラム組合長が話した。
The Daily Star Aug 10 2016
http://www.thedailystar.net/backpage/bamboo-made-watchtower-check-robbery-1267135
翻訳：吉本
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