1076字 非食品価格の下落により、7月のインフレ率は5.4%と、過去45ヶ月で最低となった。 低下は政府が今会計年度に設定した目標5.8%に自信を与えた。
先月の非食品価格は全体的なインフレ率の低下に貢献した。バングラデシュ統計局によると、それは6月の7.5%から7月の6・98%へと下落した。 食品のインフレ率は前月の4.23%から7月の4.35%へとわずかに上昇した 2015-16年度のインフレ率は平均で5.92%だった。これは過去12年で最低の数字で、政府の予算目標6.2%より低いものだった。 政府によると、満足な農業生産、国際市場の燃料価格スライド、慎重なマクロ経済運営が、低いインフレ率を助けた。 バングラデシュ政策研究所のサディク アーメド副所長は、インフレ率は世界的レートと高い相関性を持ったまま推移すると考える。 バングラデシュのインフレ率は東南アジア諸国で最も高い水準で、ヨーロッパやアメリカなど主要な貿易相手国よりおおむね高い。世界銀行の元エコノミストは記事に書いた 世界的なインフレ率は2~3%の範囲で劇的に下がるので、6%のインフレ率のバングラデシュにはやや正当性があると彼は書いた。 グローバル商品価格は、各国が国内インフレを減らすために適切な財政・金融政策を実施することで、おおむね下落している。 元エコノミストはさらに金融政策を緩和し、コアインフレ率の上昇傾向の中、民間クレジット部門で高い成長を目指すというのは直感的対応であるという。 その証拠として、流動性の高い成長可能性は、高い民間投資や国内総生産の成長を助けにはならないが、インフレ供給可能性があることを示唆する。 「金融政策はインフレ圧力への取り組みという基本的な問題に対処していません。そして実質為替レートの継続的な評価を回避しています」 インフレ率は9月のイードアルアドハー*前の需要の増加によって上がることが予測できる。ダッカ商工会議所が昨日分析した。 高インフレ率は深刻な負の影響を持っている。 それは貧困削減に悪影響を与え、定収入者たちを傷つける。不必要に高い国内実質金利を維持し、実質為替レートを高く評価し続け、それによって輸出を傷つける。 世界銀行はバングラデシュの最新報告書で、中央銀行はインフレ目標を6パーセント以下に下げるという、より高い野心を持つことができると書いた。 AHMムスタファ カマル計画大臣が昨日、インフレーションデータを発表した。 *イードアルアドハー:犠牲祭のことで、イスラム暦第12月の10日目やその月の終わり前の4日間、宴を行い、祝う事を指す。イスラム教徒はたいてい羊肉を3部分に分割した上で、家族や友人、そして貧しい人々へ捧げる。今年は9月11日。 The Daily Star Aug 10 2016 http://www.thedailystar.net/business/inflation-slows-further-down-1267114 翻訳:吉本 #バングラデシュ #ニュース #インフレ率
