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バングラデシュ国内では昨日、"建国の父"ボンゴボンドゥこと故シェイク ムジブル ラーマン氏の41周忌が行われ、テロリズムや過激派に団結して立ち向かう決意を示した。
ダッカ(Dhaka)のダンモンディ(Dhanmondi)通り32番やゴパルガンジ(Gopalganj)県トゥンギパラ(Tungipara)にある墓碑では、弔問者が建国の父を記念した飾り額を前に感謝の言葉を述べるとともに、偉大な指導者を殺害しながら逃走している者を連れ戻し、最高裁判所の判決に基づいて処罰を行うよう求めた。
ボンゴボンドゥの長女シェイク ハシナ首相は父親の墓前に荘厳な沈黙と共に立った。首相の家族の多くは41年前のこの日、殺害された。
ハシナ首相は墓に花輪を供え、死者の魂の救済を祈った。
祈りを捧げる直前、ハシナ首相は妹のシェイク レハナさんを近くに招いた。生き残ったボンゴボンドゥの娘2人は、祈りを捧げる間、涙を堪えることができなかった。
ラッパが最後の一節を演奏する間、整然と列を作った三軍の代表団は敬礼を保っていた。三軍の長もこの場に同席した。
この日の朝、アブドゥル ハミド大統領とハシナ首相はダンモンディ通り32番にある飾り額の前で、建国の父に感謝の言葉を伝えた。
世界史上もっとも残忍な政治的殺人の目撃者となったボンゴボンドゥ官邸で、ハシナ首相とレハナさんは花輪を供え、およそ30分を過ごした。ここは現在ボンゴボンドゥ記念博物館となっている。
沈黙の中、2人は偉大な指導者が殺された階段に座った。2人はバラの花びらを散らし、ハシナ首相は神聖なるコーランの一節を詠唱した。
その後姉妹は殺害された他の家族が眠るボナニ(Banani)墓地を訪れた。さらにその後2人はトゥンギパラに向かった。
1975年8月15日、ボンゴボンドゥは家族と共に、軍閥により殺害された。2人の姉妹はその当時西ドイツにいたため助かった。
この日は、民間の建物ボンゴボンドゥ官邸を含む公共の建物では国旗を半掲揚するとともに黒い旗を掲げ、1975年8月15日の大虐殺で命を落とした殉教者へ敬意を表すことから始まった。
日が昇るにつれ、ダンモンディ通り32番の歩道は花輪やブーケで覆われた。黒いバッジを身に付け、黒い旗を手に持った数千の弔問者がボンゴボンドゥに言葉を述べた。
アスルの祈り(イスラム教徒が1日に5度行う祈りのうち、3番目となる午後の祈り)の後、アワミ連盟女性部はボンゴボンドゥ記念博物館でミラドとドア マーフィル(死者の魂の平安を祈る行事)を執り行った。シェイクハシナ首相や他の家族も出席した。
アワミ連盟幹部で保健大臣のモハンマド ナシム氏はボナニ墓地で花輪を供え、反国家的な陰謀に対抗するため全員に結束を呼びかけた。
「この国から過激派とテロリズムを追い出すため、我々は全員で結束しなければなりません」
ナシム大臣は記者団に話した。
アワミ連盟のベテランリーダーで商業大臣のトファイル アーメド氏は、政府はボンゴボンドゥを殺害し、逃走している犯人を海外から連れ戻すことに取り組んでいると話した。
「ボンゴボンドゥのような指導者はこの先も決して生まれないでしょう」
アワミ連盟のサイエド アシュラフル イスラム書記長は話す。
ミラドとドア マーフィルは大統領府のダーバーホールでも執り行われ、ハミド大統領が出席した。
国営バングラデシュ・ベタール(ラジオ局)やバングラデシュ・テレビジョン(BTV)、民間テレビ各局は特別番組を放送し、新聞各紙はボンゴボンドゥの人生や奮闘、功績についての特集記事を書いた。
アワミ連盟やその関連団体は国内の貧しい人々に食料を配給した。ボンゴボンドゥの演説や愛国的な歌がスピーカーから流された。さらにボンゴボンドゥを偲ぶ広告版や横断幕、ポスターが国内中に張り出された。
ボンゴボンドゥ・シェイクムジブ医科大学ではこの日を記念し、5675人の患者に無料で治療を行った。200人近くの医師が無料でサービスを提供した。
バングラデシュ・バー・カウンシルは事務所で、討論会や貧しい人々への食料提供プログラムを行った。
イスラム財団はバイトゥル ムカッラム公会堂において討論会とドア マーフィルを行った。
アワミ連盟のマーブブル アラム ハニフ合同書記長はこの式典に参加し、1971年に敗れた勢力はいまだ生き残っており、宗教の名の下、テロリズムや過激派の活動に関与していると話した。
「彼ら(敗北勢力)はテロリズムや過激派を解き放ち、国を不安定にさせようとしています。我々は彼らの邪悪な行いに警戒を続けなければなりません」
ハニフ氏は話す。
与党アワミ連盟は今日、ダッカのファームゲート地区にあるクリシビド・インスティテューションで記念討論会を開催する。アワミ連盟の党首であるハシナ首相が行事を主宰する。
The Daily Star Aug 16 2016
http://www.thedailystar.net/frontpage/homage-bangabandhu-1270567
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #ムジブルラーマン
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