印北東部との鉄道接続を承認

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政府は昨日、アカウラ(Akhaura)~アガルタラ(Agartala)間の三線軌条線路接続プロジェクト建設を承認した。このプロジェクトはバングラデシュとインド間の接続性改善と貿易促進を目的とする。

シェイク ハシナ首相が議長を務める国家経済会議実行委員会(ECNEC)は、同プロジェクトのバングラデシュ側に建設される部分を承認した。

このプロジェクト費用は約47億7810万タカ(61億4792万円)で、バングラデシュはその内5億7050万タカ(7億3406万円)を負担する。残りはインドの助成金で支出する。

鉄道接続で、バングラデシュとインド北東部州の接続性が改善する。ECNECの会議後、AHM ムスタファ カマル計画大臣が記者団に話した。

鉄道接続で北東部州の市場が開かれ、さらに商品の輸送が容易になる。輸送にかかる時間や費用も削減されるとカマル大臣。

鉄道省の提案内容では、鉄道接続はアジア横断鉄道ネットワークや亜地域の接続回廊とみなしている。

ハシナ首相が2010年にニューデリーを訪問した際、両国はアカウラ~アガルタラ間に15.54キロメートルの鉄道を接続することで合意した。

15.54キロメートルの区間のうち10.54キロメートルはバングラデシュ側、残りはインド側にある。この区間は2017年までの完成が見込まれる。

アカウラ~アガルタラ区間路線の礎石は7月に設置された。

路線を敷設する用地取得は既に始まっており、インド政府が資金を提供している。インド鉄道北東国境部のハールパル シング主任技師は話す。

シロン・タイムズ紙によると、現在インドとバングラデシュ間には、西ベンガル地方で4ヶ所の鉄道接続があるという。バングラデシュと新たに路線が接続されれば、アガルタラとコルカタ(Kolkata)間の距離1650キロメートルはわずか550キロメートルに短縮される。

マニク デイ トリプラ運輸大臣によると、アガルタラ~アカウア間鉄道プロジェクトはインド北東部やバングラデシュ東部の経済に大きな加速をもたらすという。

ECNECは昨日、109億5千万タカ(140億8923万円)の6つの新規プロジェクトを承認した。費用のうち、バングラデシュは67億4710万タカ(86億8141万円)を負担し、残りの42億760万タカ(54億1387万円)はプロジェクトファイナンスが提供する。

The Daily Star Aug 17 2016
http://www.thedailystar.net/business/govt-approves-rail-link-northeast-india-1270957
翻訳:長谷川
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