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最近の洪水はタンガイル(Tangail)県の農家に重大な損害をもたらした。県内12郡のうち10郡で11億8千万タカ(15億753万円)以上の作物が被害を受けた。
タンガイル農業普及局(DAE)によると、約1万3585ヘクタールの農地で様々な作物が被害を受けたという。被害農家の数は10万5026戸だ。
洪水被害を受けた郡はナガルプール、デルドゥアー、ブアプール、ゴパルプール、カリハティ、サダル、バサイル、ミルザプール、ダンバリ、サキプールだ。このうち、デルドゥアー、ナガルプール、ブアプール、サダル、ゴパルプールが最も被害を受けた。
被害作物は次の通り。ロパアマン米3322ヘクタール、ボナアマン米6887ヘクタール、アウス米1252ヘクタール、ロパアマン米の苗床747ヘクタール、野菜1095ヘクタール、バナナ120ヘクタール、ジュート54ヘクタール、レモン116ヘクタール。
デルドゥアー郡では2365ヘクタール分の作物2億7310万タカ(3億4,890万円)相当が被害を受け、被害農家の戸数は2万0495戸。ナガルプール郡では被害面積4475ヘクタール、被害額2億6250万タカ(3億3536万円)で被害農家の戸数は1万3232戸だった。
ブアプール郡では被害面積2295ヘクタール、被害額1億2500万タカ(1億5970万円)相当、被害農家の戸数は1万4300戸。サダル郡では被害面積1651ヘクタール、被害額1億1010万タカ(1億4066万円)相当、被害農家の戸数は1万5405戸だった。
ゴパルプール郡では被害面積771ヘクタール、被害額5520万タカ(7052万円)相当、被害戸数は6300戸だった。
DAEでは既に、アマン米の種もみ1500キログラムを被害農家に配布している。
さらにDAEの支援で、ロパアマン米の苗床57.65エーカー、ロパアマン米の水上苗床84個、野菜の水上苗床2千個準備した。またおよそ8700本の野菜苗がポリエチレン袋に植えられたという。
タンガイルDAEのアブル ハシム副局長はデイリースターに対し、被害農家には全面支援を行っていくと話した。
「農家が冬野菜やカラシ、トウモロコシといった冬撒きの作物を栽培して損失を補えるよう、支援していきます」
タンガイルのマーブブ ホサイン副コミッショナーは取材に対し、洪水による作物の損失や被害についての報告をDAEに求めている。入手した報告書は関係省庁に送付し、必要な助力を求めると話した。
TheThe Daily Star Aug 18 2016
http://www.thedailystar.net/backpage/over-tk-118cr-crops-damaged-1271443
翻訳：長谷川
#バングラデシュ #ニュース #タンガイル #洪水
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