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バングラデシュが若者たちに質の高い教育を保証し、能力の開発や起業の促進を行うことが持続可能な開発目標の達成に重要だ。
さらに女性が自分たちの長所や技能を生かし、バングラデシュの経済成長に貢献できる平等な機会が与えられるべきだ。
“2030年のゴールへの道:貧困削減と持続可能な生産と消費”に関する討論会で、評論家たちが話した。
プロトムアローはダッカ(Dhaka)事務所で、国連人口基金(UNFPA)とともにイベントを企画した。
2015年9月、世界の指導者たちは国連に集まり、“持続可能な開発目標のための2030アジェンダ”に調印した。17の大目標と169の小目標は貧困を根絶し、不平等や不正との闘いに終止符を打とうとするものだ。
目標達成のため、政府の開発活動における公衆の関与は保証されねばならない。AHM ムスタファ カマル計画大臣は討論会で話した。
社会における不平等は減らす必要がある。国家全体の発展のため、社会から締め出された人々も人口の主流に組み込まねばならない。また若者たちには技術を高めるため、研修を行う必要もある。カマル大臣は話した。
ビレン シクデル青年・スポーツ担当国務大臣は、バングラデシュにはおよそ5千万人の若者がいる。省では若者向けの技術教育や研修を各県で継続して定期開催していると話した。
バングラデシュ消費者協会のゴラム ラーマン会長は、食料生産システムを見直し、生産過程での廃棄物を最小限にするべきだと話した。
国の経済発展のため、若年起業者には十分な財務支援がなされるべきだと話したのは、バングラデシュ商工会議所連盟のシャフィウル イスラム モヒドゥディン副会長。
バングラデシュ開発研究所のナズネーン アーメド上級研究員は、バングラデシュ、特に農村部の女性は平等な機会を得られていないと話した。
政府はさらに多くの経済特区、とりわけ中小企業向けの特区を設けるべきだと話したのは、バングラデシュ衣料品製造・輸出業者組合のマームード ハサン カーン副会長だ。
国連青少年アドバイザリー委員会のムスタフィズル ラーマン氏は、若者は児童婚の防止や生殖における健康管理など、社会福祉事業に取り組むべきだと話す。
児童婚と失業はSDGsを達成する上での大きな障壁となる。UNFPAのプログラム担当者ムニル ホサイン氏は資料を提示して話した。
討論会はプロトムアローのアブドゥル カイユム共同編集者が司会を務めた。著名な経済学者のMM アカシュ氏、ソフトウェア情報サービスバングラデシュ協会のファラーナ A ラーマン副会長、政策協議センターのトーフィクル イスラム カーン研究員も発言した。
The Daily Star Aug 18 2016
http://www.thedailystar.net/business/global-business/youth-skills-education-key-sdgs-analysts-1271326
翻訳:長谷川
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