ソーシャルビジネス6件承認

ソーシャルビジネス6件承認
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土曜日、ダッカ(Dhaka)のユヌスセンターで催された第329回ソーシャルビジネスデザインラボで、6件のソーシャルビジネスプロジェクトが新たに承認された。

国内組織や国際組織から150人以上が参加した。

ユヌスセンターの発表によると、どの事業もグラミン銀行の借り手家族によって立ち上げられたという。

プロジェクトにはアミナ ベグムさんの“ニシュベトゴンジ シャトランジ ホストシルポ”が含まれる。ベグムさんは手製の織物ビジネスを行っており、ビジネス拡大のために株式ファンドでの資金提供を求めている。

モファッザル モンドルさんの“モザッフォール クラシカル&バンシ”は土着の竹笛を製造している。モンドルさんの笛作りの技術は聴衆を感激させた。モンドルさんは既に英国やチュニジアに笛を輸出している。

チャンパ ラニさんの“ショイコット ボップ”は、鉄錆の清掃に使われるボロ布から製品を作っている。ラニさんは自立の夢を実現しようとしている。

モルシェダ カトゥンさんとエシュラト ザハンさんは、自分たちのビジネスは仕立て業や衣料品ビジネスに関連していると発表した。アフロザ ベグムさんの“アフロザ クティル シルポ”は果物や野菜の運搬に使える手製のカゴを作っている。

発表された全てのビジネス計画は多くの集団によって詳細に議論され、検証された。

このイベントの司会役を務めたノーベル賞受賞者のムハマド ユヌス教授は、画期的なソーシャルビジネスについて参加者に感謝を表し、これほど多くのアイデアがビジネスとして実現しようとしている事はわくわくするとコメントした。

2013年1月にこのラボが始まって以来、国内の起業家を育成する試みの下、7500以上のプロジェクトが提示された。

このうち7400件のプロジェクトが承認され、それぞれに10万~50万タカ(12.9万~64.4万円)が株式ファンド形式で提供された。

The Daily Star Aug 22 2016
http://www.thedailystar.net/business/six-new-social-business-projects-get-go-ahead-1273432
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #ソーシャルビジネス