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DNA鑑定により、グルシャン(Gulshan)襲撃犯の5人とホーリーアルチザンベーカリーのシェフの身元が確定した。
当局によると、家族への遺体の引き渡しは政府の承認が必要なため、時間を要するという。
警察は7月1日に起きたグルシャンのカフェ襲撃は国内では異例の事件だとした上で、 捜査官は更なる調査を必要としていると話した。
犯罪捜査部法医学研究所の鑑定で、遺体から採取したDNAサンプルが、両親から採取したサンプルと合致した。ダッカ(Dhaka)警視庁(DMP)のマスドゥル ラーマン副署長(メディア担当)が昨日明らかにした。
警察は月曜日に鑑定の結果を受け取った。
7月2日にカフェの包囲が解かれた後、家族はメディアで公表された写真から、6人を自分たちの息子だと特定した。
ラーマン副署長は質問に対し、警察への遺体の引き渡し申請はどの家族もまだ行っていないと答えた。
DNA鑑定以外にDMPの反テロリズム課は、過激派らが薬物の影響を受けていなかったかを究明するため、毛髪や血液のサンプルをFBI(連邦捜査局)に送っている。
7月1日の夜、5人の過激派がグルシャン外交区にある高級飲食店「ホーリーアルチザンベーカリー」を強襲し、外国人17人を含む20人の人質を殺害した。
翌朝、血の包囲を終わらせるため実施した特殊部隊の作戦で、過激派たちは殺された。殺された5人はダッカのニブラス イスラム容疑者、ローアン イムティアズ容疑者、メール サメー ムバシェール容疑者、ボグラ(Bogra)のカイルル イスラム パイエル容疑者、シャフィクル イスラム ウッザル容疑者と特定された。
ホーリーアルチザンのシェフ、サイフル イスラムさんも襲撃犯の傍で死亡している所を発見された。
警察はサイフルさんと過激派の関連を疑っていたが、家族はサイフルさんが過激派に関わったことは一度もないと一貫して主張した。
6人の遺体はダッカの合同軍事病院に保管されている。
警察は7月26日にカルヤンプール(Kalyanpur)で実施した反テロ特別作戦で殺された9人の過激派の遺体からも、DNAサンプルを採取している。
遺体はダッカ医科カレッジの霊安室に保管されている。
指紋が選挙委員会のデータベースと合致したため、8人の身元が判明した。科学的に身元を確定させるため、警察は7組の家族からDNAサンプルを採取した。
8組目の家族のDNAサンプルは間もなく採取されるが、9人目の遺体の身元はまだ判明していない。
The Daily Star Aug 24 2016
http://www.thedailystar.net/frontpage/ids-five-militants-chef-confirmed-thru-dna-tests-1274560
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #ダッカ人質事件
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