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政府は洪水被害で窮地に立たされた農家約42万戸に対し、生産促進や損失埋め合わせのため、約4億2千万タカ(5.4億円)相当の激励・復旧パッケージを提供する。
激励パッケージでは40万1003戸の農家が4億2560万タカ(5億4630万円)相当の種モミや苗、肥料を受け取る。残る1万7211戸の農家は復旧パッケージとして、537万4千タカ(689万8千円)相当の種もみと苗が提供される。
モティア チョウドリー農業大臣が昨日、事務所の記者会見でこのパッケージについて発表した。
「この支援は農作物生産に必要な投入に対する補助として提供されます。この激励はある種の投資です。我々の提供した1タカ(1.28円)を使い、農家はおよそ12タカ(15.4円)のリターンを得るような感覚です」
「4億2100万タカ(5億4千万円)の農業普及やその後の動機付けプログラムの下、農家はこの支援を無料で得られます」
モティア大臣によると、16県を襲った最近の洪水で75万ヘクタールの農地が水没し、さらに15万8千ヘクタールの土地で生育中だった様々な種類の作物が被害を受けたという。
洪水被害を受けたのはボグラ(Bogra)、ファリドプール(Faridpur)、ガイバンダ(Gaibandha)、ジャマルプール(Jamalpur)、クリグラム(Kurigram)、ラルモニルハット(Lalmonirhat)、マダリプール(Madaripur)、マニクガンジ(Manikganj)、ムルシガンジ(Munshiganj)、ニルファマリ(Nilphamari)、ラジバリ(Rajbari)、ロングプール(Rangpur)、ショリオトプール(Shariatpur)、シラジゴンジ(Sirajganj)、スナムガンジ(Sunamganj)、タンガイル(Tangail)の16県だ。
復旧プログラムでは1万7211戸の洪水被害農家が、様々な品種の稲の苗や野菜の種を受け取る。
加えて1万5千戸の農家はアマランサスやラディッシュ、ホウレンソウ、ナス、南蛮カラウウリなどの野菜の種を受け取る。
さらに激励パッケージでは64県すべての農家40万1003戸が、4億1560万タカ(5億3350万円)相当の稲の苗や様々な農作物の種、肥料を受け取り、農地40万1003ビガ(約13万~40万エーカー)にあてる。
各農家は小麦やトウモロコシ、カラシ、ヨモギ、ガラスマメ、マスカライ、リョクトウ、ゴマ、落花生、ボロ米の栽培で、種や肥料の必要な支援を得られる。
モティア大臣によると、7万戸の農家は小麦の種、9万7300戸の農家はトウモロコシの種、15万戸の農家はカラシの種、3万戸の農家はリョクトウの種、2千戸の農家はヨモギの種、5千戸の農家は落花生の種、1万5千戸の農家はゴマの種、1万4千戸の農家はマスカライの種、6千戸の農家はガラスマメの種、1万2千の農家はボロ米の種を受け取るという。
この2つのパッケージ費用は、全て省の予算から支出するとモティア大臣は付け加えた。
The Daily Star Aug 25 2016
http://www.thedailystar.net/frontpage/aid-package-flood-hit-farmers-1275001
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #洪水被害
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