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バングラデシュ電話通信株式会社(BTCL)は市場シェアの多くを奪った携帯電話会社と競合するため、自社の国内ネットワークを改修する。
これによりBTCLでは、固定電話を通じた低価格で高速なインターネット接続を提供できるようになる。
この目標のため、内閣経済問題委員会は昨日、中国の合弁会社(ZTEホールディング、ZTEコーポレーション)に204億8千万タカ(262億6千万円)の事業を承認した。
中国政府は総費用のうち、185億2千万タカ(237億4千万円)を貸し付けとして提供する。
計画ではダッカ(Dhaka)とチッタゴン(Chittagong)、クルナ(Khulna)に3つの主要プラットフォームを建設し、そこから全ての管区や県、郡に通信サービスを提供する。
通信課からの報告によると、ビデオ通話やビデオ会議など、ブロードバンドを用いた様々な現代的サービスが固定電話を通じて提供されるという。
現在顧客はこれらのサービスを携帯電話を使って楽しんでいる。
通信課のある職員によると、BTCLは民間の携帯電話会社に後れを取っており、収入も減少しているという。
「固定電話を用いた従来のサービスだけでは、BTCLが生き残ることは不可能です」
携帯電話会社が高速データ通信サービスを提供するのは費用が掛かるが、BTCLのような固定電話の会社は光ファイバーケーブルを利用してより低い費用で実現できるという。
「BTCLの収入も増加するでしょう」
この計画で、強力なIPネットワークも構築される。
The Daily Star Aug 25 2016
http://www.thedailystar.net/business/btcl-shell-out-tk-2048cr-upgrade-network-1274956
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #通信
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