多層野菜栽培への挑戦

多層野菜栽培への挑戦
1148字

生鮮食品供給業者ダイレクト・フレッシュ(Direct Fresh)は、所有するラジェンドラプール(Rajendrapur)農場で、多層野菜栽培と商用水耕栽培設備を導入する予定だ。

多層栽培は同じ広さの土地で300%増しの栽培が可能になる。

声明によると、土地が限られた人口が密集した国では、同じ土地からの栽培産出高を最大化することを心に描く。

「他の人が失敗したか、あるいは難しいと分かったことを実行するため、私たちは独創的な戦略を用いたので、まさに最初から私たちは成功したのです」
ダイレクト・フレッシュの共同創設者であり常務取締役であるミシャル カリム氏は話す。

「初めはよく失敗しましたが、私たちは正しい方法を見つけるまで何度も挑戦しました。結果として私たちはいくつかの魅力的なビジネス・モデルを立ち上げました」

ダイレクト・フレッシュは、新鮮で安全な農業製品の主要な供給業者の1つとして現れた新しい農業関連企業で、バングラデシュの家庭、卸売市場、主要食料品小売業者、そして組織の顧客へ農業製品を供給する。

ダイレクト・フレッシュは3年という短い期間で、2万世帯もの忠実な顧客基盤を開拓した。

同社の顧客リストには、アポロ病院、ウェスティン・ラディソンホテル、多くのインターナショナル・スクール、そしてクラブやレストランが含まれるという。

「私たちが今日の地位を得ることは簡単ではなかったのです。私たちはどのように行えばよいか、本当に分かっていたわけではありませんが、混ざり物がなく化学物質を使用しない製品を市場に届けるという業務に着手し、安全な製品を生産して販売することで主要企業の1つとなりました」
ダイレクト・フレッシュの共同創設者であり社長のサム・ブレッズフィールド(Bretzfield)氏は話した。

「農家や消費者に価値を届け、商用的な観点から胸を躍らせるような投資機会を見つけることは珍しい。RSAキャピタルはダイレクト・フレッシュを規模を拡大する革新的な会社で、投資機会があると見ている」
RSAキャピタルのサミーア・アフマド社長は話した。

他の投資パートナーは、世界的な官民株式投資会社であるビジネス・リサーチ・インターナショナル・コーポレーションと、バングラデシュに焦点を合わせた民間の株式投資ファンドのレイザー・キャピタルだ。

「私の家族は何十年も農業事業に従事しています。私は中間経費をなくすため、自前の倉庫、貯蔵場所、そして流通網を持ちながら生産し、直接市場に販売する会社に可能性を見出しています」
レイザー・キャピタルのオウサマギッラー(OusamahGillah)業務執行役員は話した。

The Daily Star September 8 2016
http://www.thedailystar.net/business/direct-fresh-plans-launch-multi-layered-vegetable-farming-1282357
翻訳:アラトモ

#バングラデシュ #ニュース #ダイレクト・フレッシュ