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ムスリム(イスラム教徒)の世界では2番目に大きな祝祭、イード アル アドハー(Eid-ul-Azha)前の需要増加に伴い、殆どの香辛料の小売価格が上昇した。
ダッカ(Dhaka)市の様々な卸業者や小売業者によると、価格の上昇が続くのは需要が高くなるイードの間だけだという。
しかし昨年とは異なり、最も消費される香辛料のタマネギ価格は先週低下した。バングラデシュ商業組合(TCB)の市場価格はタマネギ1キロ25~42タカ(33~55円)だったが、先週は35タカ(46円)を下回ることはなかった。
TCBの最新市場データによれば、イード用料理を作る際に最も重要な香辛料を人々が買い求めたことにより、生姜やニンニク、クミン、シナモン、カルダモンの価格が上昇したという。
チッタゴン(Chittagong)のカトゥンガンジ(Khatunganj)では、1キロ当たりの卸価格は生姜が110タカ(144円)、ニンニクが165タカ(216円)で、小売価格はそれぞれ140タカ(183円)と170タカ(223円)へ上昇した。今月初め時点では、1キロ当たりの小売価格は生姜が50~60タカ(65~79円)、ニンニクが130~140タカ(170~183円)だった。
香辛料輸入業者のファルク アーメドさんは生姜の価格高騰に関して、今年はイードの高い需要を満たせるだけの生姜を輸入できなかったとバングラデシュ サングバド サングスタ(BSS)に話した。
インドネシアやインドの生姜収穫量が少ないため、国際市場でも価格が高いとファルクさん。
シナモン価格は先月は平均280タカ(367円)だったが、350タカ(458円)へと上昇した。同様にカルダモン価格も1600タカ(2096円)に上昇した。
Prothom Alo Sep 09 2016
http://en.prothom-alo.com/economy/news/120213/Spices-get-dearer-on-Eid-demand
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #香辛料 #物価
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