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バングラデシュをデジタル世界への道に乗せるという遠大な試みに対し、情報通信技術(ICT)部門の首相顧問サジーブ ワゼド ジョイ氏に"ICT開発賞"が授与される。
賞の授与は9月19日(月曜日)となる。
世界ガバナンス・競争力機関、プラン・トリフィニオ、グローバル・ファッション・フォー・デベロップメント、米国コネチカット州ニューヘブン大学ビジネススクールが共同で式典を開催する。
アワミ連盟のウェブサイトによると、これはジョイ氏が行った"デジタルバングラデシュ"構想の実施を通じ、バングラデシュ人に対する途方もない貢献や、持続可能開発ツールとしてのICTや競合力に向けての際立ったリーダーシップや献身に対する表彰だという。
ICT開発賞は今年導入され、年次ベースで定期的に授与されることになる。
表彰は有名俳優のロバート ダヴィ氏が行う。ロバート氏は国連の持続可能な開発目標(SDGs)の採択1周年や、持続可能な開発のためのツールとしてのICTや競合力について高い水準で賛同している。
シェイク ハシナ首相に加え、バングラデシュや他国の大臣や高地の政治指導者、国連の上級役員、国際組織の長、大使、民間や市民社会指導者、有名人らが式典に出席する予定だ。
ジョイ氏は1971年生まれ。インドの聖ヨゼフカレッジ・ナインティアル(Nainital)校から、パラニヒルズ(Palani Hills)のタミルナドゥ(Tamil Nadu)コダイカナル・ナショナルスクールへ進んだ。
ジョイ氏は多才な能力を発揮し、バンガロール大学でコンピュータサイエンスと物理学、数学で理科の学士号を取得した。
さらに学びたいと非常に強く望んだジョイ氏は、米国のテキサス大学アーリントン校で、コンピュータ工学でもう一度理学士号を取った。
その後ジョイ氏はハーバード大学ケネディスクール(大学院)に入学し、研究の末、行政学の修士号を取得した。
2007年ジョイ氏は、世界経済フォーラムにより、バングラデシュ人としては初めて情報技術(IT)専門家として"若きグローバルリーダー"に選ばれた。
この名誉は世界中の優秀な250人の若い指導者たちに、その偉業や社会への献身、世界の未来を形作っていく可能性を称え、毎年送られている。
ジョイ氏は才能だけではなく、卓越した執筆技術でも世界的な名声の新たな高みへと登った。ハーバード・プレビューのような世界的に有名な雑誌の幾つかはジョイ氏の執筆を支援している。
ジョイ氏は2010年2月25日、アワミ連盟ロングプール(Rangpur)県(ジョイ氏の父親の先祖代々の地)支部の主席となった際、正式に党に加入した。
さらにジョイ氏は、国のこれからのICT発展に寄与するため有志かつ無給の首相顧問となった。
Prothom Alo Sep 17 2016
http://en.prothom-alo.com/science-technology/news/121287/Joy-to-receive-ICT-Dev-Award
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #ICT
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