1586字
6日間の公休日が終わって政府事務所で仕事が再開されたことで、イード アル アドハー(Eid-ul-Azha)を身近で大切な人たちと祝った都市部の住民たちはダッカ(Dhaka)の喧騒へと戻り始めた。
大部分の旅行者たちはおおよそストレスのない旅路を楽しめたが、ラジバリ(Rajbari)のダウラトディア(Daulatdia)フェリーガート(河岸階段=ガートに設けられたフェリー乗り場)や、マダリプール(Madaripur)のマワ(Mawa)フェリーガートで耐え難い苦しみを味わった南部や南西部21県の乗客たちにとって話は別だった。特派員の報告による。
ダウラトディアガートではフェリー便の管理が悪く、旅行者は10-11時間待つ必要があった。
多くの旅行者は5、6キロメートルの渋滞をものともせず、直通バス便から降りてフェリーガートへ着いた。そしてスピードボートやボート便で川を越えた後、別のバスに乗って首都内の目的地へと向かった。マニクガンジ(Manikganj)特派員の報告による。
バスの氾濫とターミナルにある発着場の損傷によるフェリー便の混乱のため、数千人がダウラトディアガートで数時間にわたって足止めされていた。バングラデシュ内陸水輸送組合(BIWTC)の職員は話した。
「午前2時ごろにガートに着き、今は午後1時です。ですが私たちはいまだフェリーガートを越えていません」
民間企業に勤めるショイエブ アーメドさんはデイリースターに話した。
BIWTCの商業マネージャー、シャフィクル イスラムさんによると、4つある発着場のうち稼働していたのは3つで、残りは川の浸食で損傷していたという。
「19艇のフェリーのうち14艇が稼働し、残りは修理中です」
BIWTCの船舶マネージャー、アブドゥス サッタールさんは話した。
アブドゥスさんによると、車が非常に多かったためフェリーガートでは渋滞が発生し、昨日の朝から数百台の車がパドマ川を越えるために足止めされていたという。
カウラカンディ-シムリア川ルートでは、昨日の昼からカウラカンディガートで約3キロにわたって数百台の車が並んでいた。マダリプール特派員の報告による。
ガートのBIWTC職員によると、現時点では約200艇のスピードボート、87艇のボート便、17艇のフェリーが稼働しているが、これでは膨大な乗客の流れに対処するには不十分だという。
一方、サダールガートのロンチターミナルやコムラプール鉄道駅、各バスターミナル経由で首都に入った人々に大きなストレスはなかった。
ダッカ-タンガイル(Tangail)高速道路では、路上事故のあった時間帯を除いて渋滞は生じなかった。タンガイル特派員の報告による。
昨日モハカリ(Mohakhali)バスターミナルを訪れた際、ダッカへと帰る人々は家族と過ごした楽い時間を思い出して笑顔を見せていた。
ダッカ-チッタゴン(Chittagong)高速道路、ダッカ-シレット(Sylhet)高速道路では、ほぼ全域でスムーズに流れていた。
コムラプール鉄道駅では、どの列車も乗客ですし詰め状態だった。
「席は見つけられませんでしたが、それでも列車の旅を選びます。バスだと渋滞に巻き込まれるからです」
ラジシャヒ(Rajshahi)出身のダッカ大学生アノワール アリさんは話した。
昨日は色々な県から55本の列車がコムラプールに到着し、この内9本は1-3時間の遅れがあった。駅職員は話した。
同じ様な展開はサダールガートでもあった。ターミナルに到着したボート便はどれも超満員だった。
だが乗客たちはバスやボート便、鉄道で首都に到着した後、首都内で交通危機に見舞われた。
The Daily Star Sep 18 2016
http://www.thedailystar.net/city/journey-almost-hassle-free-except-daulatdia-mawa-1285744
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #イード
関連