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アブドゥル ハミド大統領は昨日、知る権利(RTI)法の適切な実施を通じ、人々の権利拡大を確実にするため協力するよう、全ての関係者に求めた。
「情報の自由な流れは、民主主義や統治を良くするための推進力です。社会経済の発展と情報の自由な流れの間には、直接的なつながりがあります。発展の水準は、情報の利用可能性が確保される国で高い」
大統領は知る権利の日(International Right to Information Day)を記念し、情報委員会が企画してダッカオスマニ記念ホールで開いたプログラムで講演した。
「政治的腐敗と低開発の間には関係があります。公共の福祉のための情報の最適な使用は、社会、政治、経済、そして国というシステムにおける腐敗の水準を徐々に減少させていくのです。結果として、その恩恵を受けるのは一般の人々です」
情報は国民に権利を確立する道筋や、社会から腐敗や不愉快な慣行を取り除く道筋を示すと大統領はいう。
「…暗闇は人々を不吉な方向へと導き、情報不足は社会に腐敗を広げる」
RTI法の実施には多くの課題があると大統領はいう。
「我々は国の福祉や国民のために、それらの課題に取り組まなければならない」
「誰も自分の権利を他人に与えないということを理解しなければならない。だから国民は情報を知る権利を実現するため、積極的でなければならない。権利を確立することで、人々は責任を持ち、義務に忠実なる」
大統領は民主主義体制をさらに強化するため、あらゆる形の協力を情報委員会に提供することを強調した。
ハサヌル ハック イヌ情報大臣、情報委員長Mゴラム ラーマン教授、マルトゥザ アーメド情報省秘書官、情報委員のネパール チャンドラ サルカール氏とクルシダ ベグム サイード教授、そしてRTIフォーラムのシャヒーン アナム議長がプログラムで発言した。
The Daily Star Sep 29 2016
http://www.thedailystar.net/city/president-concerted-efforts-implement-rti-1291357
翻訳:アラトモ
#バングラデシュ #ニュース #RTI #知る権利
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