1446字 パドマ川の浸食によって家を失った40以上ものサダー郡(Sadar)に住む世帯は、川から近いインドとバングラデシュ国境近くの緩衝地帯に住んでいる。 アラトゥリユニオンのパシム コダルカティにある彼らの村は、道路が遮断されたため県中心地から孤立している。 この一ヶ月間でパドマ川が危険なほど家まで接近してきたと、アブドゥル ラザック(Abdur Razzak)さん(42歳)が話してくれた。家族は近くの家に荷物を移動させたが、数日後にはこの激しい波を避けることはできないと判断し、緩衝地帯へ行くことを決めた。 現在彼と妻、3人の息子と2人の娘はそれぞれ別の家族と暮らしている。家と農地が浸水したため、彼はその場しのぎの家を建てた。
An affected family shift the disjoined parts of their house to a safer place the same day. PHOTO: STAR
ダルル ホダ(Durul Hoda)さん(50歳)は、4回家を失い、緩衝地帯に移り住んだという。 川の浸食のため、アブドゥル カシェム(Abdul Kashem)さん(60歳)、ウジェレファ ベガム(Ujelefa Begum)さん(60歳)、ナージャハン ベガム(Nurgahan Begum)さん(55歳)も同じように緩衝地帯に住んでいる。 農地、竹藪、マンゴー果樹園はこの二ヶ月でパドマ川にさらわれてしまったとアラトゥリ村の住人は話す。 コダルカティ、パシム コダルカティ、サルカール パラ、アミン パラ、アダーシャ グラム、コイア パラは川による侵食の脅威に直面している。 「川のひどい浸食により私たちは家を離れるしかありません。土地を持っていないので緩衝地帯に非難し、そこにブリキ板で小屋を作りました」 ヌル モハメド(Nur Mohammad)さん(50歳)はいう。 彼らは何千人もの命や広大な農地、多くの建物などの財産を守るための措置をすぐ取ってほしいと郡行政官に要求した。アラトゥリユニオン議会のカムラル ハサン(Kamrul Hasan)議長はいう。 アラトゥリユニオン議会のモハメド アラウディン氏は、この2ヶ月で500軒以上の家がパドマ川に飲み込まれたと話した。 チャパイナワブガンジ(Chapainawabganj)水開発局(WDB)のサイード シャヒドゥル アラム技師長は、川の浸食を認識していなかったという。 アスロイ(Asroy)プロジェクトの下、家を無くしたアラトゥリユニオン住人のため、家の建設を進めていく。チャパイナワブガンジ県のジャヒドゥル イスラム(Jahidul Islam)県令は話す。
Char Kharibari Madhya Primary School in Dimla upazila under Nilphamari gets devoured by a channel of the Teesta yesterday. PHOTO: STAR
一方ラルモニルハット(Lalmonirhat)県の8村では、ダーラ川の浸食により家や農地、果樹園、インフラが数日間で流され、深刻な事態になっていると特派員が報告した。 浸食により被害を受けた村は、ラルモニルハットサダー郡モンゴラットユニオンのバパリタリ、エトパタ、クルル、ボワルマリ、クルガットユニオンのシバルクティ、クラガットチャー、ダッキン シベルクティ、ワプダパルだという。 ダーラで広大な土地が流された今、同時に防護作業を行うことは不可能だとWDBのアル ママン(Al Mamun)氏。作業は乾季に行われるだろうと補足した。 火曜日、ディルマ郡チャル カリバリ村でティースタ川の浸食が猛威をふるい、チャー カリバリ マディヤ政府小学校の長さ60フィート、幅19フィートの広い範囲を飲み込んだとニルファマリ特派員が報告した。 The Daily Star Sep 29 2016 http://www.thedailystar.net/country/padma-devours-vast-areas-1291441 翻訳：米澤 #バングラデシュ #ニュース #パドマ川 #浸食