1029字
南アジア地域協力連合(SAARC)の現在の議長国ネパールは昨日、延期されている南アジア8ヶ国会合を開催するために必要な働きかけを行い、加入国と対話すると発表した。
「SAARC加入国は全ての国の参加を保証することで、会合の開催を目指して慎重になる必要があります」
ネパールのシャラン マハト外務大臣はカトマンズ(Kathmandu)で話した。
カトマンズ外交筋によると、ネパールは会合を救援するため、パキスタン外で開催することを模索しているという。
第19回会合は11月9日、10日、イスラマバードで開催予定だったが、金曜日、ネパールによって延期された。参加国のうち6ヶ国が現地での越境テロの増加や、ある国による参加国への内政干渉の拡大といった様々な理由で、不参加の意思を表明したためだ。
一方、昨日カトマンズで終結したSAARCの有効性に関する地域会議では、第19回会合の日程通りの開催が提案された。さらに開催地の変更が必要であれば、場所を提示するよう求めた。
パキスタンの発表によると、インド外務省スポークスパーソンのビカス スワルプ氏が次のようにツイートしたという。
「我々はパキスタンによるSAARC会合の延期決定に注目しています。彼らはテロリズムに対する地域の感情を認識させられました」
マハト大臣はニューヨークからトリブーバン国際空港に到着した際、記者団に対し、SAARCは地域の協力と開発の発展において重要なフォーラムであると話した。
さらに参加国の調和関係によってSAARCの有効利用は促進され、地域開発の加速につながるという事実を強調した。
ネパール前首相マダーブ クマール氏は、次回のSAARC会合は不必要な延期を行わずに開催すべきだと話した。
「今の所イスラマバード会合は延期されていますが、すべての参加国にご理解頂き、次回の会合を可能な限り早期に開催するための代替地を見つけるという考えを持っています」
クマール氏の発言は昨日のヒマラヤンタイムス紙に引用された。
ネパール首相がカトマンズに招集した昨日の高官会合では、他の開発に関し、SAARCのプロジェクトを進めていくため、他国に働きかける努力を行っていくという決定がなされた。
金曜日夜には、モルディブは会合からの撤退を発表してボイコット国の仲間に入り、すぐに会合を招集するために必要な手段を取るよう求めた。
The Daily Star Oct 02 2016
http://www.thedailystar.net/frontpage/nepal-moves-salvage-saarc-summit-1292785
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #SAARC #延期
関連