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ヒルサの繁殖を保護するため、政府は10月12日から22日間、複数の川でヒルサ漁や売買、貯蔵、輸送を禁止した。
漁業・畜産省によると、27県の約7千立方キロメートルの川のエリアがヒルサ養育場に選ばれた。
エリアはミルサライ(Mirsarai)郡シャヘルカリからハイタカンディ地点、タジュムディン(Tajumuddin)郡ウッタルタジュムディンからポシムセイドアウリア地点、コラパラ(Kolapara)郡ロタチャパリ地点、クトゥブディア(Kutubdia)郡ウッタークトゥブディアからガンダルマラ地点である。
27県は以下の通り。チャンドプール(Chandpur)、ラクシュミプール(Laxmipur)、ノアカリ(Noakhali)、フェニ(Feni)、チッタゴン(Chittagong)、コックスバザール(Cox's Bazar)、ボリシャル(Barisal)、ボラ(Bhola)、ポトゥアカリ(tuakhali)、ボルグナ(Barguna)、ピロジプール(Pirojpur)、ジャロカティ(Jhalakathi)、バゲルハット(Bagerhat)、ショリオトプール(Shariatpur)、バラマンバリア(Brahmanbaria)、ダッカ(Dhaka)、マダリプール(Madaripur)、ファリドプール(Faridpur)、ラジバリ(Rajbari)、ジャマルプール(Jamalpur)、 ナラヤンガンジ(Narayanganj)、ナルシンディ(Narsingdi)、マニクガンジ(Manikganj)、ムルシガンジ(Munshiganj)、クルナ(Khulna)、クシュティア(Kushtia)、ラッシャヒ(Rajshahi)。
これらの県の川とは別に、全ての沿岸地域と河口が禁止範囲内である。
資料によると、国内全体の漁港や魚市場、商店街、チェーン店で、漁や売買、貯蔵、輸送などの動きが管理される。
漁業・畜産省や漁業局、陸軍、空軍、沿岸警備隊、警察、河川警察、バングラデシュ国境警備隊、県行政はこの決定を成功させるため、一体となって動くだろうと資料は補足する。
この決定は昨日、漁業・畜産省の会議でなされた。漁業・畜産省のサイドゥル ホック大臣が議長を務めた。
チャンドプールのバングラデシュ漁業研究機関のアニスル ラーマン(Anisur Rahman)研究開発統括責任者は、年間の禁止期間は通常15日間で、今年は繁殖期ピークの産卵の安全性を確保するために延長したと話した。
昨年、15日間の禁止期間前後に卵を持ったヒルサが漁獲されたことを研究者たちが突き止めたため、禁止期間が延長されたとアニスル氏は補足した。
10月(ベンガル暦でいうアシュウィン)の満月の数週間前、産卵前のヒルサの群れは海から川へ流れに逆らって泳ぎ始め、産卵後、海へ戻っていくととアニスル氏はいう。
政府は2003~04年度から、ヒルサの繁殖を保護するため、漁の禁止を課している。
ヒルサ漁獲量は過去2年間の漁獲禁止の成功により、今年かなり上昇したとチャンドプールの漁獲官は話した。
The Daily Star Oct 3 2016
http://www.thedailystar.net/backpage/22-day-hilsa-fishing-ban-oct-12-1293139
翻訳:米澤
#バングラデシュ #ニュース #水産 #ヒルサ
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