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ベンガル語圏のヒンドゥー教徒最大の祝祭、シャラディーヤドゥルガープージャ(Sharadiya Durga Puja)が間近に迫っていることで、チッタゴンのプージャ協会の主導者たちはこの5日間の祝祭を円満に催すため、いくつかの特別措置を取っている。
国内ではここ最近いくつかのテロ攻撃が発生しており、これを心配した主導者たちは県令やチッタゴン警察(CMP)署長、警視との会合を開き、マンダプ(仮設の礼拝堂)内の警備を強化するよう訴えた。さらに自分たちでも祝祭中に起こりうる予期せぬ事件を阻止するための措置を取っている。
マハナガールプージャ協会実行委員会のラトナカール ダス氏によると、チッタゴン市内では281ヶ所のマンダプでプージャが催されるという。ラトナカール氏は行政や警察が現在まで実施中の安全手段に満足を表明するとともに、今年はマンダプ内で"テーマに基づいた行事"を企画しないよう指示したと話した。
「テーマに基づいた行事を始める際、これまでは10分から15分の間、明かりを消していました。トラブルメーカーたちはこれを利用し、この時間に何らかの予期せぬ事件を起こす可能性があります」
「我々は警戒を強め、マンダプ内には多数の有志と共に法執行機関員を配備します」
「バカリア(Bakalia)やバイエジドボスタミ(Bayezid Bostami)、カルナプーリ(Karnaphuli)といった市内の幾つかの地区は攻撃されやすいため、警察にはこれらの地区に特別注意を払うよう呼びかけました」
ラトナカール氏は話した。
各マンダプには私服刑事と3人の警察官、アンサールのメンバー8人が配備される。CMP副署長(犯罪・作戦担当)のデブダス バッタチャリヤ氏が警備計画を説明した。
プージャ協会のチッタゴン県北部・南部支部によると、プージャは県内北部7郡と南部7郡の1617ヶ所のマンダプで催されるという。
The Daily Star Oct 04 2016
http://www.thedailystar.net/city/ctg-city-get-281-puja-mandaps-1293823
翻訳:長谷川
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