インドとLPGで協力

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バングラデシュは高層ビルやマンションへ液化石油ガス(LPG)を供給するネットワーク整備や、バイオ燃料や炭化水素分野の人材育成のため、インドの援助を求めた。

インドはこれらの分野でバングラデシュと協力し、技術や知識を共有することに賛同した。

インドへの支援要請とその返答は、ナスルル ハミド電力・エネルギー・鉱物資源担当国務大臣が、インドのダーメンドラ プラダハン(Dharmendra Pradhan)石油・天然ガス大臣と会談した時に行われた。

会談の中で両大臣は、インド国有ナマリガーレフィナリーズLtd(NRL)のシリグリ(西ベンガル)ターミナルから、バングラデシュ石油会社(BPC)のパルバティプールまでの高速ディーゼル(HSD)の供給問題について話し合った。

NRLとBPCは提案されたシリグリ-パルバディプール間のインド・バングラデシュ友好パイプラインを通じ、20年間、HSDを供給し、購入することに同意した。両国は金銭面を含め、パイプライン計画を具体的に検討している。。

両大臣はインド石油会社(IOCL)によるチッタゴンのLPG輸入ターミナルの整備や、北東インドのトリプラのボトリング工場への陸路輸送、ペトロネットLNG株式会社(PLL)によるクトゥブディア島の海上液化天然ガス(LNG)ターミナルなど、バングラデシュ側に打診されていたインドの様々な提案の現状についても話し合った。

PLLはペトロバングラとLNGターミナル整備について覚書きをまとめた。両国はさらにパイプラインを通じ、ダムラLGNターミナルからガソリンを供給する可能性について話し合った。ターミナルは建設中で、バングラデシュまで西ベンガルのダッタプリアを経由する。
両大臣はチッタゴンの東レフェナリーズ株式会社の伸長により、インドのエンジニアーズインド株式会社(EIL)が進めている作業の進捗状況について見直し、EILは専門手法で作業を完成させると約束した。

バングラデシュ石油会社を支援するミズパドゥマ石油会社は、チッタゴンからダッカまで、多種使用270キロメーターパイプラインの実現可能性の検討を行うため、EILを選んだ。

インド国有の石油天然ガス会社、ヴィデッシュ株式会社の調査活動も両大臣によって見直された。

ハミド大臣の訪問は、今年4月プラダハン大臣のバングラデシュ訪問に対するものだ。

会談でプラダハン大臣は、石油製品を北東インドのメーガーラヤ州からバングラデシュ経由でトリプラ州へ運ぶとき、バングラデシュがインドのトラックを許可していることに感謝した。

今年7月、インドの北東地域の石油製品不足を解消するため、バングラデシュ国内を通過し、トリプラ州まで石油製品を運ぶインド石油会社のトラックの移動を手助けしてほしいというインドの要求を、バングラデシュは容認した。

トリプラ州では地域に降る激しい雨が国道を含めた道路の状態を悪化させ、必需品である石油不足を引き起こしていた。

The Daily Star Oct 06 2016
http://www.thedailystar.net/business/global-business/india-cooperate-bangladesh-lpg-issues-1294633

翻訳:米澤 
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