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"技術的に接続された人々"に働きかけるため、バングラデシュの企業やブランドはデジタルマーケティングに投資をするべきだ。昨日専門家らが話した。
中国最大のオンライン商社、アリババで製品マネジャーを務めるムド メヘディ レザ氏によると、最近バングラデシュはデジタルマーケティングで大きな変化が起こっているという。
「2012年、私は数百の企業に対し、デジタルマーケティングの価値を知ってもらおうと働きかけました。ですが納得してもらえたのは3社のみで、殆どの企業は商品やサービスの宣伝に広告板やテレビを使うことを好んでいました」
「ですが、今では興味を持つようになりました」
レザ氏はダッカ(Dhaka)のルメリディアンホテルで開かれた、"デジタルマーケティングサミット2016"で話した。
レザ氏は携帯電話加入者世界第10位のバングラデシュに、電子商取引の可能性を見ている。
「人々は商品やブランドを追いかけ始めました。要は、商品を買いたがっているということです。分類されたサイトも日に日に人気が高まっています」
国内には約6千万件のインターネット接続がある。
ファーウェイテクノロジーズ(華為技術)バングラデシュのマシュルール ハッサン市場調査部長によると、同社はバングラデシュだけでなく世界中に強い商圏を持っているという。
「これを活かし、将来はさらに上を目指せると期待しています」
ハッサン部長によると、ファーウェイはデジタルマーケティングに成長を見込んでいるため、この部門にマーケティング予算の一部を投資しているという。
会合は"バングラデシュブランドフォーラム"による活動の一環で、ファーウェイが参加し、SSDテックがデイリースターと共同で企画した。
第3回となるこの会合の主題は、"デジタルマーケティングの分かりやすい説明"だ。大手の世界的産業の専門家や意思決定者、思想的主導者らが一堂に会し、デジタルマーケティングのあらゆる側面についてそれぞれの経験の交換・共有を行った。
大手デジタル企業"グレイグループアジア太平洋"のスレシュ ラマスワミー氏によれば、ブランドはバングラデシュ市場の1億3千万人の消費者に働きかけることができるという。
「その気があれば、世界の数十億人を潜在的な視聴者にすることもできます」
企業は視聴者を居住地や性別、年齢、興味、言語で細分化することで、ターゲットを絞ることができるとラマスワミー氏はいう。
ブランドが成功するためにラマスワミー氏が出す処方箋は"創造的になるべし"だ。そうすれば、企業は他の有象無象よりも目立つことができるのだ。
「創造性の前提条件となるのは良い戦略です。創造性は上手な模倣や美学、輝かしい目標以上のものです」
ラマスワミー氏によれば、創造性はビジネス結果や投資のリターン不均衡を拡大するという。
デイリースターの編集者兼発行者であるマーフズ
アナム氏によると、一部の人々や社会、国は技術革新を取り入れることで、数世紀にわたり、技術革新を利用できない者たちより発展してきたという。
技術革新は新たな機会を開いたが、どれだけ多くの企業がそれを取り入れ、デジタル技術に対応する準備ができているのかが重大な疑問だとアナム氏。
デジタル革新の衝撃はおそらく深く、バングラデシュのブランドは他を飛び越えてデジタル革新の可能性を探っていくことができるという。
「しかしその革新や自分たちの考え方を活かせるかは、能力にかかっています」
アナム氏はマーケティング責任者らに対し、短期的な利益のために近道をするのではなく、長期的で継続的な成長について倫理的になるよう求めた。
国際流通会社(International Distribution Company)バングラデシュのアシュラフ ビン タジ代表取締役社長によると、金融や供給連鎖には投資するが、デジタルマーケティングには興味を持たない人々がいるという。
アマラネットワークのソライマン スコーン市場調査部長によると、これらの人々は理解を欠いており、デジタルマーケティングを侮っているという。
「これは変えなければなりません。我々はデジタルマーケティングに投資する必要があります」
"レキットベンキーザーバングラデシュ"のサイエド タンジム レズワン市場調査責任者によると、企業はマーケティングの価値を把握できていないという。
「デジタルマーケティングに関しては、もっと悪い状況です」
デジタル化されたプラットフォームがあれば、企業は他のプラットフォームよりも早く自社キャンペーンを評価できるようになるとレズワン氏はいう。
ドバイに拠点を持つ情報通信(IT)企業"スパイダーデジタルイノベーションズ"のカジ モニルール カビール革新責任者は、デジタルマーケティングがバングラデシュで急に発展することはないだろうという。
「バングラデシュでは、デジタルマーケティングは長い道のりになるはずです。ですが私はそれを速く進めるために力を注いでいます」
IDLCファイナンス株式会社の保持・経営マネジャー兼情報システムマネジャーのモハマド アブドゥール ラハマン氏によると、巨大になろうとする企業の経営層は、デジタルマーケティングを投資より、費用とみなしているという。
ウーメンインリーダーシップのナジア アンダレーブ プレーマ会長によると、デジタルは人々の暮らしの中心にあり、間違いなく人々の暮らしを変化させているという。
デジタルマーケティング実践者の基盤となる専門知識を強化するため、4つの専門討論会も開催された。これらはグーグルやアリババ、ウェブエイブル、SSDテックのデジタルマーケティングの専門家たちが実施した。
この会合はルメリディアンやバングラデシュマーケティング協会、アマラネットワークス、マストヘッドPR、デジタルマーケティング代理店ウェブエイブルの支援も受けた。
The Daily Star Oct 09 2016
http://www.thedailystar.net/business/invest-digital-marketing-spur-growth-analysts-1296121
翻訳：長谷川
#バングラデシュ #ニュース #マーケティング
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